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Eric Clapton エリック・クラプトン/Italy 1985 Jewel Version

「ビハインド・ザ・サン・ツアー」末期の貴重映像初登場!2013年10月 にリリースしました、1985年「ビハインド・ザ・サン・ワールドツアー」末期、10月27日のイタリア、ミラノ公演の初日を極上オーディエンス録音で完全収録した好盤「MILANO 1985 1ST NIGHT 」。何とこの日の映像が存在していました!これまで極一部の海外クラプトンマニアの間だけで存在が知られていたものに、1stジェネレーションの良好なステレオ・オーディエンスソースを完全シンクロし、未収録の(撮影できなかった)楽曲については、当日のステージ写真を静止画としてインサートし、コンサートの全長版を作成したという非常に貴重かつクオリティの高い映像です。クローズアップショットでは、二ーアップのクラプトンをはっきり確認できます。もちろんVHS時代のもののため、現代のデジタルクオリティには及びませんが、画質、構成、音声ともに良質なもので、クラプトンがほぼアルコール中毒を克服し、精悍な姿で弾き捲っている姿をリアルに追体験できます。40年近くが経過した今になってこんな映像が拝めるとは!クラプトンファンなら是非メディアで持っておきたいコレクションでしょう。セットリストが変更されたツアー後半の魅力 この公演は、ワールドツアーの終盤に当たっていました。ここでこの年におけるこの公演のポジションを時系列で明らかにしておきましょう。・1985年2月28日~3月15日:イギリスを含むヨーロッパ・ツアーこの間、≪1985年3月1日:アルバム「BEHIND THE SUN」リリース≫・1985年4月9日~5月3日:全米ツアー、ファースト・レッグ ・1985年5月8日:米音楽ライブ番組 Late Night With David Letterman 出演・1985年6月21日~7月27日:全米ツアー、セカンド・レッグ・1985年10月5日~10月11日:6度目のジャパン・ツアー・1985年10月14日~11月6日:アラスカ、ロンドンを巡った後に短期ヨーロッパ・ツアー ←★ココ★・198512月3日~23日:一応オフ、しかしこの間、バディ・ガイ&ジュニア・ウェルズ、スティング、ゲイリー・ブルッカー、ダイアー・ストレイツらのコンサートに飛入りし、ステージに立つ 前年にレコーディングが完了し、3月1日にリリースされたアルバム「BEHIND THE SUN」を引っ提げ、このアルバムのプロモーションのためのツアーに費やした一年でしたが、本公演は10月のジャパン・ツアーを終了した後の最終行程に当たっていました。日程的には、まさにツアーの集大成を披露して締めくくった時期と言えました。ジャパン・ツアーからはバック・ボーカルのマーシー・レヴィに代わりローラ・クリーマーが起用されたというメンバー入れ替えはありましたが、バンドのダイナミズムには変化はありませんでした(マーシーは自らのキャリアアップのため、シェイクスピアズ・シスター結成に向かいました。また、ショーン・マーフィーもこのツアー後、リトル・フィートのリードシンガーとしてのキャリアを築きました)。ステージは、アメリカン・ツアー、セカンド・レグから変化したセットリストを踏襲し、クリームの名曲White Roomを17年ぶりに取り上げ、BadgeとLet It Rainをメドレー形式でプレイするというアレンジを施し、アンコールにはシングルヒットナンバーForever Manをプレイしたことが特徴でした。White Roomプレイのきっかけとなったのは、上記のスケジュールにある5月8日のアメリカのテレビ番組「デヴィッド・レターマン・ショウ」への出演でした。この番組の音楽ディレクターを務めていたポール・シャッファーからの熱望に応え、17年ぶりに番組のハウスバンドと共にWhite Roomをプレイしたのです(このハウスバンドには2006年~2007年にかけてクラプトンをサポートし、現在はストーンズのサポートメンバーであるスティーヴ・ジョーダンがドラムで在籍していました)。この出来に満足したクラプトンがツアー・セカンド・レグからこの曲をセットインさせたという経緯があったのです。当該アルバムからの新曲披露は4曲でした(Same Old Blues、Tangled In Love、She's Waiting、Forever Man)。代表曲の中にあっても聴き劣りせず、いずれも素晴らしい演奏となっています。かなりのエネルギーを必要とするナンバーだけに、現在ではどの曲ももうセットインすることが期待できませんので、新曲披露に燃えていた当時のクラプトンの心意気までも感じ取っていただければと思います。しかしながら新曲と代表曲で構成した派手めの、バラエティに富んだセットにおいてもDouble Troubleというマイナーブルース、Further On Up The Roadというメジャーブルースを組んでいるところがクラプトンたる所以で、代表曲、新曲、ブルースと、バランスの取れた、クラプトンの魅力を余すところなく伝えるセットリストだったと言えるでしょう。イタリアと言えば、セリエAのサッカーリーグが大人気ですが、本盤ではまるで会場がサッカースタジアムと化したような現象を確認できます。クラプトンが「ロマンティックなナンバーを」と紹介して始めるWonderful Tonightのイントロが奏でられた途端の大歓声はまさにサッカーのゴールシーンのそれと同じです。そしてかなりの数のオーディエンスが嬉しそうにこの曲を合唱しています。またCocaineでは、お馴染みのあのフレーズをオーディエンス全員が演奏に合わせて歌うという、物凄いシーンが現出しています。これもまるで贔屓のサッカーチームを応援する時のような大熱狂シーンです。こうしたことに代表されるように、イタリア公演ならではのリアリティも追体験できるわけです。 上手さが際立つクラプトンの歌とアグレッシヴなギターソロの波状攻撃 このツアーでのクラプトンは、体調の回復ぶりが如実にプレイに現れていました。さらに飛躍的に歌が上手くなったように感じられました。自信に満ち、堂々とした歌いっぷりは、男の色気をも感じさせていました。この映像で観ることができるクラプトンのルックス。白のTシャツに黒のジャケット。袖は腕まくり。当時40歳とは思えない若々しさです(ジャケットはコンサート半ばで脱ぎますが)。そしてそんなクラプトンが奏でるギターソロがこれまでになくアグレッシヴで、速いパッセージを畳み掛けるパターン、彼だけのスローハンド奏法が随所で出てきます。これが非常にスリリング!オープニングではシャープなスライドプレイを決めた2曲に続き、I Shot The Sheriffの後奏のソロで早くも本調子をアピールし、続くSame Old Bluesで一気にテンションを高めています。White Roomの後奏では、クリーム時代に匹敵するワウペダルを駆使したスリリングなロングソロを決めています。やっぱりクラプトンのワウプレイはいいものです。Tangled In Love、Badge、Let It Rainでは、高速スローハンド奏法が炸裂しています。そんな中にあって、ド・ブルースのDouble Troubleではギターがこれでもかと泣き捲っています。このプレイを聴くと、やはりクラプトンはブルース・ギタリストなのだなと実感します。そうそう、このツアーは、73年にデビューさせた愛機ブラッキーを弾いた最後のツアーだったのです。随所でブラッキーならではの、あの枯れた中にも鋭さのある懐かしいトーンを聴くことができます。ところが!Double Trouble以降Laylaまでは2トーンサンバーストのストラトを弾いているのです!(ヘッドに煙草を差し込んでいるシーンもあります)。画質がそこまで精密ではありませんので、確信はないのですが、恐らく「ブラウニー」ではなく、スライド用の別のブラウンサンバーストストラトだと思われます。しかし、ブラッキーで通していたとばかり思っていたこの日に、こんなギターチェンジがあったとは・・・。こんなことは映像で観ないと分かりませんよね。この後のシグネイチャー・カスタムストラトのトーンもパワフルでしたが、やはりここで聴かれるヴィンテージストラトのトーンは、これらのギターならではの魅力的なものであったことを実感させます。パワフルに演奏される名曲Laylaの後奏のソロも、気合の入った熱いものです。アンコールは2曲。かっこいいとしか言いようがないForever Man、メンバー全員にソロが回されるFurther On Up The Roadまで、エンジン全開で走り切ったクラプトンの姿に清々しさを感じていただけるでしょう。この時期だけの一流バックメン バックメンには、83年ツアーの流れからスタックスの名ベーシスト、ドナルド・ダック・ダンとタルサ・トップスのジェイミー・オールデイカーという、クラプトンの歴代バンドの中でも最強のリズム・セクションと言っていい二人が在籍していた時期でした。どうぞ、この時期のみクラプトンをサポートした故ドナルド・ダック・ダンの弾むベースプレイと、手数が多く、ダイナミックな故ジェイミー・オールデイカーのドラミングと共に、メンバー紹介でクラプトンを紹介するダック・ダンのユニークなコメントもお楽しみください(クラプトンはダック・ダンとは本当にウマが合ったようで、83年に自身のレーベルを立ち上げた際には「ダック・レコード」と名付けたほどでした)。さらには後に「ギルモア・ピンク・フロイド」をサポートするイギリス古参のギタリスト、ティム・レンウィックのプレイが聴ける唯一のツアーでもあります。まったくミストーンのない手堅い彼のプレイも聴きどころとなっています。彼の個性溢れるプレイはI Shot The SheriffとWhite RoomでのオブリガートやBadge、Cocaineのセカンドソロ、Forever Manの締めのソロで聴くことができます。そして忘れてならないのが、現在もクラプトンをサポートしているクリス・スティントンです。冒頭のシンセとピアノによるプロローグから、各曲でピアノ、オルガン、シンセサイザーと大活躍です。彼がいたからこそ「BEHIND THE SUN」の楽曲がライブで再現できたと言っても過言ではない貢献度です。39年前にもこの二人の絆は固かった。ブラッキー・ストラトの響き渡るトーンとともに、彼らのサポートぶりも観ていただきたい素晴らしいステージです。ビハインド・ザ・サン・ツアー」末期の初登場貴重映像です。Teatro Tenda Lampugnano, Milan, Italy 27th October 1985 1. Intro 2. Tulsa Time 3. Motherless Children 4. I Shot The Sheriff 5. Same Old Blues (no footage) 6. Tangled In Love (incomplete footage) 7. White Room (incomplete footage) 8. You Got Me Hummin' (incomplete footage) 9. Wonderful Tonight 10.She's Waiting (no footage) 11. Lay Down Sally (no footage) 12. Badge (incomplete footage) 13. Let It Rain (incomplete footage) 14. Double Trouble 15. Cocaine 16. Layla (incomplete footage) 17. Forever Man 18. Further On Up The Road COLOUR NTSC Approx.101min. Eric Clapton – guitar / vocals Tim Renwick – guitar Chris Stainton – keyboards Donald ‘Duck’ Dunn – bass Jamie Oldaker – drums Laura Creamer – backing vocals Shaun Murphy – backing vocals

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