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Black Sabbath ブラック・サバス/Germany 1990 Upgrade

今年、30周年を迎えたドラマティック系SABBATHの最高傑作『TYR』。壮麗を極めた究極ツアーを伝える大名盤が登場です。そんな本作が刻まれているのは「1990年10月20日ザンクト・ヴェンデル公演(ドイツ)」の極上オーディエンス録音。そう、あの名作『ST. WENDEL 1990』を究極形に磨き込んだアップグレード・アルバムです! 【究極美麗ツアーの熾烈な頂点録音レース】思わず「究極ツアー」「名作」とまくし立ててしまいましたが、コレクターの方でないとピンと来ないかも知れません。イチからご説明していきましょう。そもそも、“TYR TOUR”は、アルバムの超名盤ぶりに反して録音の秘境。“MASTER OF REALITY TOUR”・“THE ETERNAL IDOL TOUR”と並んでプロショットやサウンドボードが一切存在しないツアーであり、日程の短さからオーディエンス録音の発掘も遅れてきた。コージー・パウエル時代の名録音というと“HEADLESS CROSS TOUR”ばかり……という状況が長く続きました。もちろん時間が経つにつれて発掘も進み、サウンドボードが存在しないからこそ「オーディンスの頂点競争」も激しさを増していったのです。そして、「TYRツアーの頂点」との評価が固まった2本をCD化。『MILAN 1990』『OSNABRUCK 1990』としてリリース致しました。この2本は従来から熾烈な頂点レースを勝ち抜いてきた名録音の最高峰盤。ところが、その永久保存化とほぼ同時に新発掘の超傑作も登場したのです。それがShadesレーベルの『ST. WENDEL 1990』でした。「大元マスター・テープからダイレクトにデジタル化」と鳴り物入りで現れた新録音だったのですが、単にマスター・クオリティなだけではなく、録音そのものも驚異的。とにかく力強く美麗なサウンドは初登場にして『MILAN 1990』『OSNABRUCK 1990』に肉薄してしまったのです。本作は、そんな衝撃マスターを細心マスタリングで磨き込んだもの。実のところ、初登場時には画竜点睛を欠く欠点が1カ所あったのですが、それを克服し、さらに全体のサウンドもトリートメント。永久保存に相応しい究極盤となったのです!そのアップグレードぶりが気になるとことですが、まずはショウのポジション。本作は『MILAN 1990』『OSNABRUCK 1990』と併せて「頂点三部作」となるものですので、日程で互いの位置関係も確認しておきましょう。 《8月6日『TYR』発売》●英国編・9月1日-13日(10公演)大陸ヨーロッパ編・9月25日-29日(4公演)・10月1日:ミラノ公演 『MILAN 1990』・10月2日-18日(13公演)・10月20日:ザンクト・ヴェンデル公演 ←★本作★・10月21日:デュッセルドルフ公演 ・10月22日:オスナブリュック公演 『OSNABRUCK 1990』・10月24日-11月28日(13公演)《12月:ギーザー・バトラー復帰》 これがサバス史上の秘境“TYR TOUR”の全景。来日はおろか北米も豪州もなく、約3ヶ月・全44公演の欧州ツアーだけでした。その中で本作のザンクト・ヴェンデル公演は大陸ヨーロッパ編の19公演目にあたるコンサートでした。このツアーの主戦場はドイツでして、母国イギリスを超える17公演を実施。その中でも“10月20日-22日”は本作と『OSNABRUCK 1990』を生み出した奇跡の3日連続公演でした(ちなみに中日デュッセルドルフ公演も『DUSSELDORF 1990』でお楽しみ頂けます)。 【究極クオリティを実現した“最後の名録音”】さて、本題。そんなショウを記録した本作ですが、これがもう美麗中の美麗。サウンドボード的なダイレクト感は『OSNABRUCK 1990』ほどではないにせよ、美しさでは本作が上を行く。透き通る空気感の中でほんのりと美しい鳴りが北欧神話の世界を現出させ、そのド真ん中をパワフルな芯が貫き、エッジはクリアに輝く。『OSNABRUCK 1990』はあまりにパワフルで低音ピークがビビる瞬間もありましたが、本作にはそれがない。そもそも、スタジオ作『TYR』が持っていたヒンヤリとしたエコー感の美しさと鋭いエッジが両立していましたが、本作にもあのニュアンスが息づいているのです。実際、本作のマスタリングはこの「エッジ」にある。原音でも十分に美麗ではありましたが、やや丸みがあるのも否めず、コージーがバスドラを連打すると音が固まってしまいました。しかし、本作は美しいエコー感はそのままにエッジをシャープに立たせることで1撃1撃がクッキリ。さらにステレオ感も鮮やかになり、「ドラム缶をひっ叩くような」と形容された堅い鳴りと幻想感の独特なダイナミズムが見事に描かれているのです。そして、原音で最大の欠点だったのが「Black Sabbath」。『ST. WENDEL 1990』を体験された方は2分半辺りでいきなり大きい「ザザッ」というノイズにビックリされたかも知れませんが、本作では全力修復。ヘッドフォンで顕微鏡的に耳を澄ませると名残を感じるかも知れませんが、それも「ちょっと埃っぽい」くらい。そんな究極サウンドで描かれるショウは、ドラマティックSABBATHの極北。コージー時代と言えば“HEADLESS CROSS TOUR”に馴染んでいる方も多いでしょうから、比較しながらセットを整理してみましょう。オジー時代(4曲)・BLACK SABBATH:Black Sabbath・PARANOID:Iron Man/Paranoid・MASTER OF REALITY:Children Of The Grave ロニー時代(3曲)/グレン時代(1曲)・HEAVEN AND HELL:Neon Knights/Die Young/Heaven And Hell ・SEVENTH STAR:Heart Like A Wheel(★)マーティン時代(5曲)・HEADLESS CROSS:Headless Cross/When Death Calls・TYR:The Sabbath Stones(★)/The Law Maker(★)/Anno Mundi (The Vision)(★)※注:「★」印は“HEADLESS CROSS TOUR”で演奏していない曲。 ……と、このようになっています。「Children of the Sea」「War Pigs」「The Shining」「The Mob Rules」といった有名曲が落ちているためにベスト感は薄れていますが、その代わりにセット入りしている曲が素晴らしすぎる。「Black Sabbath」「Heaven And Hell」の系譜を継ぐ「The Sabbath Stones」、随一の激走ナンバー「The Law Maker」、ドラマティズムの権化「Anno Mundi (The Vision)」……。超名盤『TYR』の至宝曲に、グーになった手が痛くてたまらない。『SEVENTH STAR』の「Heart Like A Wheel」も激レアなだけでなく、ニールのベース・ソロ(これも珍しい)やアイオミのソロと相まって、まるで70年代が甦ったようなジャム・タイムを描き出してくれるのです。ドラマティシズムとダイナミズムの極地を描きながら、泡沫で終わってしまった“TYR TOUR”。本作は、サウンドボードが望めない秘境時代を味わうのに最高のライヴアルバムです。『MILAN 1990』『OSNABRUCK 1990』&本作の3作は本当に甲乙が付けられない三部作ではありますが、その一方で他の諸作とは次元が違う。当店のプレス三部作は、30年を経た“TYR TOUR”の結論なのです。この三部作をコンプリートするのが王道ではあるものの、本作は「まずはの1本」にも最適。そして、その素晴らしさに必ずや「もっと!」となる事でしょう。それほどまでの名作。 Live at Sporthalle, Sankt Wendel, Germany 20th October 1990 TRULY PERFECT SOUND(UPGRADE) Disc 1 (69:42) 1. Ave Satani/The Gates Of Hell 2. Neon Knights 3. Iron Man 4. Children Of The Grave 5. Die Young 6. The Sabbath Stones 7. Bass Solo 8. Heart Like A Wheel 9. Guitar Solo 10. Headless Cross 11. When Death Calls 12. The Law Maker 13. Anno Mundi Disc 2 (31:52) 1. Black Sabbath 2. Heaven And Hell 3. Paranoid 4. Laguna Sunrise Tony Iommi - Guitar Tony Martin - Vocal Neil Murray - Bass Cozy Powell - Drums Geoff Nicholls - Keyboards

Black Sabbath ブラック・サバス/Germany 1990 Upgrade

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