サード・アルバム「Sports」リリースより30周年を記念した「Sports 30th Anniversary Tour」の一端として、久々の単独日本ツアーを行ったヒューイ・ルイス&ザ・ニュースの東京公演2日目となる、10月8日の渋谷公会堂のライヴを1時間 35分に渡って超高音質オーディエンス録音で完全収録。この高音質にしてこの楽しさ、そして超最新ライヴにして、圧倒的なノスタルジー。ここまで凄いライ ヴ、先週の大好評のホール&オーツに続き、入魂のリ リースです。録音者より直に入手したデジタルマスターをダイレクトに使用。録音ポジションは6列目センターとのことで、音の定位、近さも最適で、驚く程の 高音質で、大盛り上がりのライヴを再現してくれます。とにかく楽音が近いので、手拍子も適度に遠目に聴こえる最良の音バランスで収録。冒頭2曲位は普通の 高音質に聴こえますが、PAの出音のせいか、音質はどんどん向上していく感じで、4曲目のI Want A New Drug等は、聴いていて、呆気にとられるほどのサウンドがスピーカーいっぱいに飛び出してきます。元々演奏力が確かなグループですので、ここまで豊かな サウンド(低音が見事!!)で聴ける、グルーブ感いっぱいのパフォーマンスは圧巻の一言。音が良ければ、演奏もより良く聴こえるのはいつものことではあり ますが、本当に凄いライヴを生々しさいっぱいのクリアーサウンドでたっぷりと堪能できます。ライヴの方は、前述の通り「スポーツ」30周年ということで、 冒頭から4曲連続でアルバムA面を再現。デビュー期の名曲Trouble In Paradise、「Sports」に続いて大ヒットした86年作「Fore!」からのJacob's Ladderに続いては、前日はDoing It All For My Babyを演奏した位置に日替わりで「Sports」からのヒット曲If This Is It を披露。Back In Time、Hip To Be Squareとノリの良い名曲を続けた後は、一息おいてのMCとメンバー紹介。ここでお馴染みのアカペラタイムでIt's Alright、Little Bitty Pretty One。メインセットの締めは2011年の現時点での最新作「Plan B」からのWe're Not Here For A Long Time。アンコールはサポートメンバーの紹介から始まり、「次の曲は、俺の人生で毎晩、演奏しなくちゃいけない曲だ。This one's for you Tokyo!」のMCからスタートするThe Power Of Loveはまさに圧巻。まさに究極のオーディエンス録音と言う位上手く録音されており、おそらく、この曲を店頭で試聴したら、誰もがたまげるのではないか と思う位。楽曲の良さもあり、凄まじい音楽的盛り上がりを体感できます。1982年のセカンドアルバム「Picture This」期のヒット曲Do You Believe In Loveに続いて、ヒューイがイギリスでのフィル・リノットの思い出をしんみりと語り、シン・リジーのThe Boys Are Back In Townを豪快にプレイ。この演奏力にして、この楽曲。アルバム「Live & Dangerous」でヒューイが吹くハーモニカでこの曲を聴けるのはロック・ファンにとっても感慨深いものがあるでしょう。ラストは再び定番曲、 「Picture This」時代のWorkin' For A Livin'でコンサートラストを豪快に締めます。音質・内容、極上の一枚。コンサートに行ったファンには最良の記念として、また現在のヒューイ・ルイス にそれ程興味なかった人でも、このタイトルを聴けば、まるで考えが変わってしまうのではないでしょうか。
Live at Shibuya-Kokaido, Tokyo, Japan 8th October 2013 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1(71:35)
1. Intro 2. The Heart Of Rock & Roll 3. Heart And Soul 4. Bad Is Bad 5. I Want A New Drug 6. Trouble In Paradise 7. Jacob's Ladder 8. If This Is It 9. Back In Time 10. Hip To Be Square 11. MC & Band Introduction 1 12. It's Alright 13. Little Bitty Pretty One 14. While We're Young
15. But It's Alright 16. We're Not Here For A Long Time
Disc 2(28:55)
1. Encore 2. Band Introduction 2 3. The Power Of Love 4. Do You Believe In Love 5. The Boys Are Back In Town 6. Workin' For A Livin'
Huey Lewis - Lead Vocals, Harmonica Sean Hopper - Keyboards, Backing Vocals Stef Burns - Lead Guitar, Backing Vocals Johnny Colla - Saxophone, Rhythm Guitar, Backing Vocals Bill Gibson - Drums, Percussion, Backing Vocals
John Pierce - Bass Marvin McFadden - Trumpet Johnnie Bamont - Saxophone Rob Sudduth – Saxophone