元エクストリームのゲイリー・シェローンを新たなリードボーカリストとして迎えた第三期ヴァン・ヘイレンによる3年ぶりとなった1998年日本ツアーよ り、広島公演に続いてツアー2日となる10月21日福岡国際センター公演を高音質オーディエンス録音で完全収録。録音者より譲り受けた、トレーダー間でも 一切出回っていないオリジナルDATマスターをダイレクトに使用したファン必携盤が登場です。1998年「VAN HALEN ?」に伴う3年ぶりの日本ツアーは武道館3デイズを含む、全9公演という、大きなスケールで行われ、10月26日の岩手公演を含むその殆どが音盤化されて いましたが、この九州公演は初登場です。「VAN HALEN ?」からの新曲、デイヴ時代のバンドを代表するお馴染みの代表曲、サミー時代のWhen It's Love 、Why Can't This Be Love、Dreams、Right Nowといったヒット曲で構成されたセットは聴き所満載。セットは全公演ほぼ同じでオープニングはUnchained。2曲目の新曲Without YouではエンディングでビートルズのWe Can Work It Outがアカペラで歌われるというアレンジが聴けます。4曲目のMean Streetでは演奏を一旦止め、ゲイリーが「こんばんは、福岡!」と煽ります。6曲目のFire In The Hole終演後、ゲイリーが「マイケル!」と紹介。直後、誰かに教わったのか、マイケルを中心に皆で「ババンバ・バンヘイレン!」とコーラスを披露。唖然 とする観客の前で再度メンバー皆で「ババンバ・バンヘイレン!」とドリフのあのメロディをもじって歌われます。ごく一部に周囲の歓声で音割れしている部分 もありますが、総じて、聴きやすい、安定した高音質で収録されており、ストレス無く、ショウの全貌を堪能することができます。前任者ほどのアクや個性はあ りませんが、ゲイリーのボーカルは全く問題なく、ヴァンヘイレン・クラシックも難なく歌いこなしています。圧巻は新曲Year To The Dayで、ゲイリーの歌唱の魅力がドラマチックな曲風にマッチしており、迫力あるパフォーマンスを堪能することができます。この曲でのエディのロングソロ も聴き所。曲中に挟みこまれる感じで披露される10分近いエディのソロタイムは圧巻で、全てのファン必聴です。メインセットを締めるAin't Talkin' 'Bout Loveに続く、アンコールは新曲Dirty Water Dogから10分近いPanamaの大熱演。(終演後、余程気に入っているのか、またメンバーが「ババンバ・バンバンバン」と言っています。観客もつられ て「ババンバ・バンヘイレン!」とシャウトしています。)ゲイリーの「もう一曲聴きたいか」のシャウトの連呼でスタートする Jumpは約2時間のドラマチックなショウをカラフルにお祭りモードいっぱいに終演させます。観客の「Jump!」の合唱、曲中での「福岡!」のシャウト 等素晴らしい高揚感が楽しめます。音質的にはアヴェレージ・プラス・プラスと言った感じですが、十分なクオリティをもった、完全初登場音源はファンには見 逃せないでしょう。既に13年が経とうとしている、現時点、ヴァン・ヘイレン最後の日本ツアーより、注目の必聴音源が登場です。
Live at Fukuoka Kokusai Center, Fukuoka, Japan 21st October 1998 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters)
Disc 1
1. Intro. 2. Unchained 3. Without You 4. One I Want 5. Mean Street 6. When It's Love 7. Fire In The Hole 8. Why Can't This Be Love 9. Jamie's Cryin' 10. Drum Solo 11. Dreams 12. Humans Being 13. Somebody Get Me A Doctor
Disc 2
1. Year To The Day 2. Guitar Solo 3. Year To The Day (Reprise) 4. Right Now 5. Ain't Talkin' 'Bout Love 6. Dirty Water Dog 7. Panama 8. Jump
Gary Cherone - Vocals Eddie Van Halen - Guitars, Vocals Michael Anthony - Bass, Vocals Alex Van Halen – Drums