
1971年7月1日、クラシック音楽の音楽祭「オッシアッハ・フェスティバル」でのフロイドのライブを、過去最良のアップグレードサウンドで約1時間30 分に渡って収録。数年前にリリースされた「Ossiah Master」と比較しても、ヒスノイズが明らかに減少しているばかりか、音そのものが明瞭に収録されており、その自然な質感からして、本テイクが、より ジェネレーションの若いテイクから収録されていることは間違いありません。「Ossiah Master」は、「それまで出回っていたマスターの中でも最良のもの」という触れ込みで登場した音源を使用していましたが、正直、音の明瞭さに欠けるテイクでした。今回のテイクは、一聴して質の高さを感じるこ とができるサウンドで、既発に比べて、音の鮮度は勿論、音の情報量そのものが勝っている印象を受ける程です。「オッシアッハ・フェスティバル」は10日間 にも及ぶクラシックをメインにしたフェスでのライブで、フロイド以外ではタンジェリン・ドリーム、ウェザー・リポートの他、チュニジアやインドの民族音楽 系のグループも参加していており、当時はドイツより「Ossiach Live」という3枚組LPがオフィシャルライブ盤としてリリースされました(フロイドは未収、08年CD化)。時期的には「箱根アフロディーテ」の約1 カ月前にあたり、演奏の質感やアレンジも近いものがあります。オープニングは新曲でEchoesの原曲「Return Of The Sons Of Nothing」。壮絶な音のドラマが体感できるCareful With That Axe, EugeneやSet The Controls For The Heart Of The Sunに加え、ラストはオーケストラと合唱団の加わったAtom Heart Motherで、終演後、空前の大喝采が巻き起こる様子がリアルに録音されています。Atom Heart Motherでの合唱団による分厚いコーラスパートの迫力は圧巻でファンならば思わず涙が出るほどの感動的な演奏が聴けます。この音源の素晴らしいことは 音の生々しい質感もさることながら、ロジャーの曲間MCに加え、曲間の長めのチューニングもそれぞれを、ほぼノンカットで収録している点で、ドキュメント として非常に優れた内容になっています。音の粒がはっきりしているので、例えばロジャーのベースもしっかり聴き分けられる程分離感も良く、この時期のフロ イドでしか味わえない独特のアンサンブルを非常にリアルな音像で楽しむことができます。40年以上の歳月を経て、ようやく登場した、1971年「オッシ アッハ・フェスティバル」でのフロイド・ライブ決定盤がCDにて登場です。内容・価値・音質全てがトップグレード。まさに第 一級の逸品の登場です。
Internationales Musikforum Ossiacher
Live at Stiftshof, Ossiach, Austria 1st July 1971 TRULY AMAZING SOUND
Disc 1(57:25)
1. Tuning 2. Return Of The Son Of Nothing 3. Careful With That Axe, Eugene 4. Set The Controls For The Heart Of The Sun
Disc 2(31:49)
1. Tuning 2. Atom Heart Mother