1976年、6枚目のアルバム「LOCKED IN」に伴う2度目の日本ツアーより、ツアー終盤の、10月13日、名古屋市公会堂公演を1時間32分にわたって、トレーダー間でも出回っていないオリジナルマスターより、極上レベルの高音質オーディエンス録音で収録。本盤の録音者はあのミラクルマンということで、音質はお墨付き!!太くダイレクトに録れた圧巻のツインギターサウンドは実に素晴らしく、「ここまで凄いか」と思わせる、圧倒的な音の迫力に、ファンは涙すること間違いありません。録音ポジションがステージから余程近いのか、まるで目の前で演奏しているようなダイレクトなギターサウンドが、想像以上の迫力でスピーカーから怒涛のように飛び出してきます!ギター、ベースが異様なほどにラウドかつダイレクトなサウンドで収録されており、その分、ボーカルが若干、不鮮明なバランスで聴こえるのは、録音ポジションのせいでしょうか?それを差し置いても、この音は凄過ぎ!!ここまで生々しく太い音で録音されたウィッシュボーン・アッシュの来日公演盤がかつてあったでしょうか?バンド全体の放つ、強烈なグルーブ感が会場全体を包み込む様は圧巻です。どれだけ凄いかは聴いてみれば、一発で判ります!前年のツアーの成功のせいか、11公演も組まれた1976年日本ツアー。この段階では未発売の7枚目アルバム「NEW ENGLAND」からのナンバーを含んだもので、特にオープニングのRunawayには当時のファンは驚いたのではないでしょうか。既に9公演をこなしているので、アッシュの面々も余裕の演奏を披露しており、冒頭の挨拶は「オス!」だったりします。1976年日本ツアーの全てに言えると思いますが、PAからの出音はコンサートが進むにつれて、より整理されていく感じを受け、実際、ディスク2で聴けるショウ後半は、より完成度の高いサウンドになっています。欠点は、90分テープを使用していることで、これではショウの全体を収めることはできず、Bad Weather Bluesが4分までの収録、Jail Baitは2分のみの収録となっています。しかしながら、初登場の76年名古屋公演、しかも、これ程までの高音質でしたら、ファンは間違いなく入手して損は無いでしょう!1976年2回目のウィッシュボーン・アッシュ日本ツアーより、新たな高音質盤がCDで登場です。
Live at Nagoya-shi Kokaido, Nagoya, Japan 13th October 1976 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (43:57)
1. Runaway 2. The King Will Come 3. Warrior 4. Lorelei 5. Persephone 6. Candle Light 7. You Rescue Me
Disc 2 (48:24)
1. Rest In Peace 2. Outward Bound 3. Mother Of Pearl 4. It Started In Heaven 5. Time Was 6. Blowin' Free 7. Bad Weather Blues 8. Jail Bait
Martin Turner - Bass, Vocals Andy Powell - Guitar, Vocals Laurie Wisefield - Guitar, Vocals Steve Upton - Drums