
完全初登場パートを含む、1972年7月22日後楽園球場公演のサウンドボード最長収録盤が登場です。この公演は当時、民放テレビ放送で生中継され、その夜、再放送も行われましたが、本盤はマスターは放送テイクと同じながら、そこには未収だったパートも含む最長のラインテイクでコンサートを67分39秒に渡って収録しています。まず、最重要なポイントとして、放送版未収だったTake A Pebble前のエマーソンのMCから曲冒頭部分がライン録音で収録されていること(放送では歌の1番の「my face still so gently…」あたりからカットイン)。この部分は1分15秒程ですが非常に重要なテイクです。更に放送ではドラムソロからの収録だったRondoの4分間の前半部分が史上初めてライン録音で出現したことです。これだけでもファンは絶対に入手しなければならない最重要な1枚であることが容易にお判りになられるのではないでしょうか。元は当時の関係者から入手したカセットテープなのですが、ここには後楽園の放送用ライン録音が、どういう意図かベストテイク集のように細切れに収録されていたのです。収録されていたのは冒頭のサウンドチェック(ここにテレビのようにアナウンサーの声(提供会社の紹介)が被らない)とTarkusが冒頭から10分50秒程(ここでカットアウト)、初登場となる冒頭を含むTake A Pebble~Lucky Manまで、Pictures At An ExhibitionとRondoのそれぞれ完全収録。元は90分テープの片面でトータルタイムは45分38秒。ですので、それ以外の部分のライン録音は全てテレビ放送音源から追加してライン録音全長版に仕上げてあります。今回、新たに発掘されたライン録音テープに未収で放送では収録されていたのは時間にして22分。楽曲的にはHoedown全てと、TarkusのManticoreの40秒目以降からラストまで。Take A Pebbleのピアノソロ後半からエンドまでは、録画放送を収録したビデオ音声から繋ぎ、疑似最長版収録に仕上げてあります。実際は冒頭のサウンドチェック音のパートは約30秒間の収録で、これもカットアウトで切れてしまっているわけですが、テレビ放送ではここで「この番組はグレコギター、世界を結ぶ日本の翼・日本航空」と言う言葉が被っていますが、今回のテイクにはこのアナウンスが被っていません。よって以降のビデオ音声と繋げると、「明治製菓と、ライオン油脂の提供でお送りいたします。」だけがアナウンスで出現するという、「グレコギター&日本航空の紹介無しヴァージョン」を聴くことができます。マニア以外には「そんなの聞いてどうするの?」と言った箇所ではありますが、本来被っていたものが一部とはいえ、全くない放送前のテイクと言うのは、結構聴いていて新鮮です。前述の通りテープにはHoedownは未収だったので、ここもテレビ放送テイクを使用するしかないので、お馴染みの「ハイこんばんわ、こんばんわ八木ちゃんです。聞こえますか、ニッキ―です。今、僕たち二人は後楽園に来ていますが、今、その後楽園では素晴らしいことが起こっています!」というお言葉も勿論入ってしまっていますが、ここはそういうものだと思えば、これはこれで楽しく聴けてしまいます。何であれ、42年ぶりに初登場した72年日本公演ライン録音のパーツは、短いながらもファンは絶対に必聴でしょう。勿論、マニア・オンリーのニッチな企画ではありますが、ファンは間違いなく必聴・必携。
Live at Korakuen Stadium, Tokyo, Japan 22nd July 1972 SBD (67:39)
1. Introduction 2. Hoedown Tarkus 3. Eruption 4. Stones Of Years 5. Iconoclast 6. Mass 7. Manticore 8. The Battlefield incl. Epitaph 9. Aquatarkus 10. Take A Pebble 11. Lucky Man 12. Piano Improvisation 13. Take A Pebble(reprise)
Pictures At An Exhibition
14. Promenade 15. The Hut Of Baba Yaga 16. The Curse Of Baba Yaga 17. The Hut Of Baba Yaga 18. The Great Gates Of Kiev
Encore
19. Rondo 20. Drum Solo 21. Rondo(reprise) 22. Finale
SOUNDBOARD RECORDING