
イギリス在住の重鎮テーパー秘蔵のエリック・クラプトン・オリジナルマスターが続々リリースです!今回は1987年の極上ステレオ・サウンドボード完全収録マスターになります。まずは、4月14日のLA公演のオリジナルマスターです。この日の音源は過去にもリリースされておりまして、その音質の良さから判断しますと、その大元はこの重鎮テーパー関係者からの流出マスターではなかったかと推測されますが、今回当店がリリースします本盤こそが正真正銘、オリジナルマスターを直々に借り受けてのファースト・ジェネレーションからのリリースとなります。音にこだわる方なら、「オリジナル」という意味合いをご理解いただけることでしょう。このままオフィシャルライブアルバムとしてリリースできるほどの音質の良さとサウンドバランスに加え、曲間もノーカット、ノイズもなし、トラブル箇所が皆無なのです。アルバム「BEHIND THE SUN」の追加セッションにてLAの黒人売れっ子セッションマンの腕をまざまざと見せつけられたクラプトンが彼らを迎え、盟友フィル・コリンズをドラムとプロデュースに起用して制作された前年のアルバム「AUGUST」は、彼の新境地を拓いたものでした。そしてアルバムのプロモーションを兼ねて実施されたこの87年春の全米ツアーは、アルバムのパーソネルどおりの、まさに彼の理想を実現したものと言えました。それは本盤でのクラプトンのプレイのポジティヴィティ、バンドアンサンブル、サウンドのシャープネスに現われています。クラプトンはこのメンバーのサポートを受けて、弾き倒したくて仕方がなかったのでしょう。威風堂々とも表現できるイントロからアグレッシヴなフレーズが炸裂します。そしてコリンズの軽快でアタックの強いドラミングに導かれて十八番のCrossroadsがこれまでの同曲とは別の表情を見せ始めます。アルバム「AUGUST」からは4曲ものナンバーがセットインしていますが、それに加えこのステージ最大の聴き物と言えるのは、22分に及ぶSame Old Bluesでしょう。前年ツアーでも取り上げたクラプトンのオリジナルブルースですが、ここでは一転して尺の長い壮大なナンバーに変貌しています。クラプトンの弾き捲りのソロに続いては、ネイザン・イースト(ベース)がフィーチャーされ、スキャットを交えたロングベースソロを披露します。フュージョン色たっぷりのソロで、彼のバックグラウンドを感じさせるものです。ポップスも含め、当時のLAで流行っていたあらゆるジャンルのセッションに引っ張りだこだった彼のテクニシャンぶりが発揮されますが、このツアーで彼とキーボードのグレッグ・フィリンゲインズの二人は、この曲を演奏したことで自分たち黒人のルーツを肌で感じ取ったとクラプトンに告白したそうです。イギリスの白人であるクラプトンがある意味ブルースを素通りしてきたアメリカの黒人ミュージシャン二人にブルースの真髄を教えたという、驚くべきパフォーマンスだったわけです。プレイヤーである彼ら自身がこの曲のパフォーマンスに肌の色を超えたクラプトンのスピリットを感じたということでしょう。こうした事実を見ましても、いかにこのバンドが互いに刺激し合い、インスピレーションを与え合っていたかが窺い知れるステージと言えます。バリバリのオリジナルマスター・クオリティで是非このステージをお楽しみください。
Live at the Forum, Los Angeles, CA. USA 14th April 1987 STEREO SBD(from Original Masters)
Disc 1 (61:09)
1. Intro 2. Crossroads 3. White Room 4. I Shot The Sheriff 5. Hung Up On Your Love 6. Wonderful Tonight 7. Miss You 8. Same Old Blues
Disc 2 (56:05)
1. Tearing Us Apart 2. Holy Mother 3. Badge 4. Let It Rain 5. Cocaine 6. Layla 7. Further On Up the Road 8. Sunshine Of Your Love
Eric Clapton - guitar / vocals Greg Phillinganes – keyboards Nathan East – bass Phil Collins - drums
STEREO SOUNDBOARD RECORDING