1973年6月16日、ヴァージニアのハンプトン・コロシアムで開催された「ハンプトン・ジャズ・フェスティバル」に出演した時のライブを、マスター・クオリティー、サウンドボード音源にて収録。この2週間後の6月30日カーネギー・ホール公演のライブ同様、こちらも近年関係者流出したカンペキなサウンドボード・ソースとなるもので、とにかくライブ音源がほとんど存在しないだけに、この絶頂期のパフォーマンスを聞けることはファンとしては嬉しいかぎり。 しかも”Little Ghetto Boy”や”More Than You'll Ever Know”は、カーネギー・ホールには未収録であり、やはりラスト・ナンバー”Ghetto”における素晴らしいノリと疾走感は鳥肌もの。なお通常ハサウェイと言えば、あの『LIVE』を思い浮かべる人が多数であろう、彼のキャリアを代表する名作ながら、この時期は、それ以上に最も脂が乗り切っていた頃と言われており、こうしてその全貌に触れることができるというのは、まさに至福の極地。さらに過去流通では"Someday We'll All Be Free"にノイズやカットが発生していたのも、マスターゆえ完璧に収録されている、70’sソウル・ファン必聴マスト・アイテム。
01. Valdez In The Country 02. Someday We'll All Be Free 03. Little Ghetto Boy 04. More Than You'll Ever Know 05. Love Love Love 06. The Ghetto
[Hampton Jazz Festival : Live Hampton Coliseum, Hampton, VA, USA, June 16th 1973 : soundboard recording]
Donny Hathaway - vocal, piano, electric piano / Gil Silva – guitar / Chuggy Carter- congas / Bassie Saunders - bass / John Sussewell – drums