
10枚目のアルバム「X」に伴う“X TOUR 2002-2003”のライヴ・イン・ジャパンがで復活です! 本作が記録されたのは「2002年11月26日渋谷公会堂」公演。2002年のジャパンツアーは全8公演で、1996年・1999年に続いてもっとも多い日程でした。まずは、その日程を確認してみましょう。
・11月17日:Zepp Sendai ・11月18日:金沢市観光会館・11月20日:愛知厚生年金会館・11月21日:大阪厚生年金会館・11月22日:神奈川県民ホール ・11月25日:渋谷公会堂 ・11月26日:渋谷公会堂 ・11月27日:渋谷公会堂 【本作】
このように、ジャパンツアーの最後3回は渋谷公会堂3日連続公演でした。実は、DEF LEPPARDが渋谷公会堂でライヴを行うのは、1984年の初来日以来。しかも、初来日の際には初日であり、ジャパンツアーの最後に“日本の初ステージ”に戻ってきたわけです。その記念碑ライヴを記録したマスターは、かつて「WE WON'T FORGET YOU!」として通常リリースされたことのあるもの。今回は、録音者自身から提供されたオリジナル・マスターから改めて最新基準でリマスタリングしました。そのサウンドは、2002年ツアーでも屈指となる素晴らしいもの。「まるでサウンドボード」と呼ぶには、会場の残響がありますが、それがダイレクト感のある図太い楽音を柔らかく包み込み、目を閉じれば渋谷公会堂の空間が浮かんでくるよう。それでていて、その残響の中を芯のしっかりしたサウンドが突き抜けるように届くのです。そのサウンドに乗って飛び出すDEF LEPPARDのショウは、いきなりのサプライズ。聞き覚えはあっても何の曲か迷ってしまうイントロ……なんとシングル「ARMAGEDDON IT」のB面だった「Ring Of Fire」! この日は初演でこそありません(初演はこの年の仙台公演)が、長い歴史の中でも“X TOUR 2002-2003”で数回しか記録に残っていない激レア・ソングでのスタートなのです。しかも驚いたことに、この日の観客は瞬間にして曲を理解し、大歓声で迎えているのです。当時はすでにネット時代だったとは言え、最新セットリストを逐一チェックして心待ちにしていたファンがいかに多いのか、改めて彼らの絶大な人気ぶりを実感するシーンです。実はこのツアー、日によってセットリストが変わることでも話題になりました。大きく違う2つのセットが用意され、一方はいきなり「HIGH 'N' DRY」のA面5曲を叩きつける「セットA」、もう一方が「Ring Of Fire」で始まる「セットB」だったのです。しかも、この「セットA・B」にしてもあくまで基本であり、日によってはさらにボーナス的な追加曲もあった。実際、この最終日は「セットB」だったわけですが、「Two Steps Behind」や「PYROMANIA」の「Stagefright」、「ON THROUGH THE NIGHT」の「Wasted」も追加。本作でも、8公演のジャパンツアーでもこの日だけのプレゼントがしっかりと記録されています。本作は日本初ステージのメモリアルな会場に戻ってきたDEF LEPPARDを、素晴らしいマスター・サウンドで捉えきったライヴアルバム。その上、このツアーだけのサプライズ、この日だけのプレゼントもたっぷりと味わえる逸品です。数ある“DEF LEPPARD in Japan”でも屈指の充実盤、この機会にぜひ。
Live at Shibuya Kokaido, Tokyo, Japan 27th November 2002 TRULY AMAZING SOUND(from Original Masters)
Disc 1(50:30)
1. Opening S.E. 2. Ring Of Fire 3. Action 4. Stagefright 5. Too Late For Love 6. Make Love Like A Man 7. You're So Beautiful 8. Long Long Way To Go 9. Hysteria 10. Four Letter Word 11. Promises
DISC 2(71:48)
1. Two Steps Behind(Acoustic) 2. Now 3. Women 4. Rocket 5. Photograph 6. Animal 7. Pour Some Sugar On Me 8. Armageddon It 9. Rock Of Ages
(encore) 10. When Love & Hate Collide 11. Joe's Thanks MC 12. Let's Get Rocked 13. Wasted
Joe Elliott - Lead Vocals Phil Collen - Guitar, Vocals Vivian Campbell - Guitar, Vocals Rick Savage - Bass Guitar, Vocals Rick Allen – Drums