
第2期のサウンドボード・ライブ音源をコンパイルした3CDアイテムがここに。まずdisc:1には、アルバム「ラフ&レディ」リリースの2ヶ月前、1971年8月22日フィンランドで開催された「Ruis Rock Festival」に出演した際の模様を、現存するベスト・クオリティー、放送用マスターからのステレオ・サウンドボード・レコーディングにて収録。フェス・ライブということで、40分ほどのショート・ステージではあるものの、数少ないグループ第2期のサウンドボード音源であり、なにより第2期メンバーによる記念すべき初ライブだけに、そのレア度は大。そしてその演奏は70年代のベックのキャリアにおいてもベストと言えるもので、オープニングから鋭く切り込むコードワークと、縦横無尽に駆け巡るフレーズがもう切れ切れで、そのすさまじいばかりのギター・ワークに呼応するコージーのドラミングも、ラストの”Ice Cream Cakes”での短めのドラム・ソロで象徴されるように、繊細なシンバル・ワークなどは、後のレインボー在籍時とは別モノ。またこの1ヶ月前に急遽加入したボブ・テンチのヴォーカルも素晴らしく、彼の叩くボンゴやタンバリンの細部な音まで聞き取れるのも驚異。そしてセットもこの後全くライブ演奏されていない貴重な”I’ve Been Used”など、「ラフ&レディ」のナンバーをオフィシャル・クオリティーで聞ける本ライブは全てのベック・ファン必聴。さらにdisc:2には1972年3月25日ビート・クラブでのライブから6曲、そしてdisc:3は定番といえる6月29日のBBBイン・コンサートと、この時期の良質ライブをまとめて聴くにはベストの逸品。
Disc One : 01. New Ways/Train Train 02. I Got To Have A Song 03. I’ve Been Used 04. Situation 05. Jody 06. Ice Cream Cakes
[Ruis Rock Festival, Runsala-Runsala-Parken, Turku, Helsinki, Finland; August 22th 1971]
Disc Two : 01.Got The Feeling 02..Situation 03.Morning Dew 04.Tonight I'll Be Staying Here With You 05..Going Down 06.Definitely Maybe
[Beat Club 1972 : at Bremen TV Studios, West Germany March 25th 1972 ]
Disc Three : 01. Opening 02. Ice Cream Cakes 03. Morning Dew 04. Keyboard Solo/ Going Down 05. Definitely Maybe 06. Tonight I'll Be Staying Here With You 07. New Ways / Plynth / Drums Solo / Train Train 08. Ain’t No Sunshine 09. Got The Feeling 10. Let Me Love You
[Recorded at Paris Theater, London, UK 29th June 1972 : from BBC Transcription Disc / Mater Reel Stereo Soundboard]
Jeff Beck - Guitar/ Bob Tench - Vocal/ Clive Chaman - Bass/ Cozy Powell - Drums/ Max Middleton - Keyboards