全てのレア音源コレクターに旋風を巻き起こし続けるレーベルよりWHITESNAKEの初来日音源が登場します! 1980年に実現した初来日ツアーより、東京2日目となった4月14 日・中野サンプラザ公演の模様が、Miracle Man録音による完全初登場の超高音質オーディエンス・マスターを元に、CD2枚組でリリース! 今なお不明な点が多い WHITESNAKE初来日の真実が、珠玉の名録音でまたひとつ明らかとなります!デイヴィッド・カヴァデールはDEEP PURPLE解散後、短期間のソロ活動を経て'78年にWHITESNAKEとしての本格的な活動をスタートさせます。1stアルバムの「TROUBLE」でジョン・ロードが加入すると、さらに'79年の「LOVEHUNTER」製作後にはイアン・ペイスも獲得し、WHITESNAKEはバンドとして飛躍の時を迎えます。その飛躍の第一歩となったのが、'80年4月の初来日公演でした。彼らは「LOVEHUNTER」でのヨーロッパツアーが一段落した'79年暮れから'80年初めに、3作目のフルレンス「READY AN' WILLING」の製作に着手。アルバムが仕上がった後の4月2日、ロンドンの"レインボー・シアター"でウォーミングアップを兼ねた単発のスペシャル・ ギグ(「AT RAINBOW 1980」に収録)を行って体勢を整えると、いよいよ4月11日から10日間にわたるジャパンツアーへと突入したのです。彼らは11日の東京・郵便貯金ホール、12日の名古屋公演を経て、14日と15日には中野サンプラザでの2連続公演に臨みます。本作ではその14日(東京2日目)の模様を、最高の実況 録音で楽しむ事ができます(なお"4月14日の音源"では、既発にPower Gateレーベルの「SHAKEDOWN」等が存在しますが、ここで聴ける演奏やMCは全く異なります。本録音はチケットや記録等の存在から14日に間違 いありません)。"中野サンプラザ"×"Miracle Man"=最高の実況録音、という法則は本作においても当然のように健在! この時Miracle Manは最前列(一階0列62番)に位置して、ステージから発せられる楽音をものの見事に記録していました。会場を包み込む熱気と空気も生々しく、抜群の明度とクリアネスでパッケージしたサウンドは今回も圧倒的というほかありません。サウンドチェックすら堪らないムードを発するイントロでは、「待ちに待ったライヴが始まる」という興奮を色鮮やかに伝えます。ステージ上の楽音が理想的なバランスとダイレクト感で捉えられた音像は、オープニングの「Come On」そして「You 'n' Me」から、最高の聴き易さで演奏を聴き込ませます(余計な歓声が演奏を遮る場面は全くと言って良いほど無く、本当にラインのような音像です)!カヴァデールのヴォーカルはどこまでも熱く、バーニーとミッキーのツインリードは絶妙なハーモニーを奏でる。さらにアンサンブルへ溶け込むような"マエストロ"ジョン・ロードのオルガンは、まさにブリティッシュ・ハードロックの王道。ペイスとニール・マーレイの職人的なリズムは楽曲へスウィングする フィーリングを与えています。これらが絶妙にかみ合う「Walking In The Shadow Of The Blues」は、何度聴いても聴き飽きる事は無いでしょう!バンドのアンセム「Ain't No Love In The Heart Of The City」は最初のハイライト。場内を覆う厳粛な空気の中、ムードたっぷりに演奏される7分間は最高です。客席も緊張しながらバンドのプレイに耳を傾けて いるようで、ここは聴き手がテーパーのMiracle Manになったような気持ちで、固唾を呑んで聴き入ってしまうでしょう!しかしミッキー・ムーディのユニークなスライド・ギターがフィーチャーされた「Lovehunter」では、一転して会場も盛り上がり、楽しい雰囲気に包まれます。そして日本のファンが待ち望んだPURPLEナンバーの「Mistreated」は、この日一番の興奮と感動が湧き上がる! 魂を絞り出すカヴァデールのディープ・ヴォイスは、作詞者ならではの説得力と魅力で聴き手を揺さぶる。RAINBOWのロニーとも異なる絶唱に、会場のファンも完全にノックアウトされているのが音からも理解できるでしょう!ライヴ中盤で聴けるジョンとペイスのソロ、そしてジャム・インストの「Belgian Tom's Hat Trick」はこの当時のみの聴き所。特にジョンは「Child In Time」や「Black Night」さらに「Smoke On The Water」と、第二期PURPLEナンバーも織り込んだソロを披露し、会場と聴き手を大いに喜ばせます。ライヴはディスク2冒頭の「Might Just Take Your Life」から、いよいよ佳境に突入。抜群のノリを持つ「Lie Down」、ハードでアクティヴな「Take Me With You」と、バンドのグルーヴと熱演はオーディエンス全体を熱気の渦に巻き込みます。会場のファンもすっかり熱気に打たれたらしく、アンコール「Rock Me Baby」ではファンが前方へ押し寄せていた事が伺われます。これにはカヴァデールも「気をつけろ、後ろへ下がるんだ。危ないぞ。OK!?」とMCしてい るほどです。ラストはアップテンポな「Breakdown」から、スライドするように「Whitesnake Boogie」へと流れ込み、大興奮の中で105分のライヴを締めくくります。ラストに流れる「We Wish You Well」は30秒弱でフェイドアウトしますが、本録音のクリア・サウンドはこのエンディングまで一貫して、最高のままライヴを追体験させます!WHITESNAKEの'80年初来日は今まで多数の音源がリリースされていたものの、同時に記録の錯綜もまた多く、東京5Dyasの真相は完全に明ら かとなってはいません。しかしMiracle Manが当日のチケットと一緒に残した最高の実況録音により、この初来日の検証も大きく前進する事でしょう。純粋なエンターテイメントとしても、本録音は 間違いなく最高最上級のアイテム。理屈抜きで聴き手を心躍らせ、最後の一瞬まで熱いライヴへ酔わせます!
Live at Nakano Sunplaza, Tokyo, Japan 14th April 1980 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (69:07)
1. Opening 2. Come On 3. You 'n' Me 4. Walking In The Shadow Of The Blues 5. Ain't No Love In The Heart Of The City 6. Micky Moody Solo 7. Lovehunter 8. Mistreated feat. Bernie Marsden Solo 9. Jon Lord Solo 10. Belgian Tom's Hat Trick 11. Ian Paice Solo
Disc 2 (36:23)
1. Might Just Take Your Life 2. Lie Down 3. Take Me With You 4. Rock Me Baby 5. Breakdown/Whitesnake Boogie 6. We Wish You Well
David Coverdale - Vocals Bernie Marsden - Guitar Micky Moody - Guitar Neil Murray - Bass Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drums Recorded by Miracle Man
Front Row Recording