ジョン・コルトレーンの後継者として国内でも人気の高いアルト・サックス奏者マリオン・ブラウンが1969年自身のカルテットでのヨーロッパ・ツアーからドイツ、ブレーメン公演を再放送されたピカピカの極上FM音源からダイレクトに収録したファン垂涎のタイトルが登場しました。トロンボーンにはエド・クロガー、ベースにはシギ・ブッシュ、ドラムスにはスティーブ・マッコールで構成されたカルテットでのライブはマリオン・ブラウンのアルトを息もピッタリで研ぎ澄まされたステージが展開されています。ESPレーベルに所属していたことでフリーとしてのイメージが強い印象ですが、ここでは彼のナイーブなアルトに驚かされてしまいます。勿論、一切の妥協を許さず過激なフレーズも顕在でスタジオ録音では決して味わうことが出来ない真のマリオン・ブラウンをご堪能頂ける歴史的なライブが遂に登場しました。
1.Ode To Coltrane(17:13) 2.Exhibition(17:42) 3.Mary Ann(19:18)
マリオン・ブラウン(as) エド・クロガー(tb) シギ・ブッシュ(b) スティーブ・マッコール(dr)