1987年10月4日、東京は国立昭和記念公園で行われた「ジャパン・エイド2」のトリを飾ったディオのライブを約74分に渡って極上レベルのオーディエ ンス録音で完全収録。つい数か月前にリリースされた「TOKYO EVIL NIGHT」を上回る超高音質盤。ややソフトな音質だった既発とは別物のダイレクトでサウンドボード録音のような超高音質で収録さ れており、そのクオリティの高さは多くのマニアを驚愕させることでしょう。とにかく音が異様なほど近く、野外録音であることが信じられないその高品質なサウンドは日本のファンは勿論、世界のディオ・ファンを驚かせ狂喜させることでしょう。本ライブからは4曲がテレビ放送されましたが、「Dream Evil」ツアーの唯一の日本公演から14曲その全てを既発を上回る超高音質で収録した本盤の価値は非常に高いものがあります。神懸かったようなロニーのボーカルも最高ですが、とにかくこの日のクレイグのギタープレイが凄まじく、ハードでエッジの効いたテクニカルな演奏に、聴き手は完全にノックアウトされ ることでしょう。セットも最高でオープニングのStand Up And Shoutから新曲 Dream Evil、必殺Neon Knights、再び新曲Naked In The Rain(曲中盤にギターのソロタイムあり)、そして前作のRock 'n' Roll ChildrenからLong Live Rock 'n' Rollへのメドレーと、日本で唯一展開された「Dream Evil Tour」セットは終始、圧巻で聴きごたえ満点です。Last In Lineの冒頭にはレインボーのTemple Of The Kingが組み込まれ、聴き手を大いに感動させてくれます。以降、Holy Diver~Drum Solo~Heaven And Hell~ Man On The Silver Mountain~All The Fools Sailed Away~Last In Lineと壮大なDIO組曲が延々と演奏され、その場面場面で圧倒的な音楽的盛り上がりを体感することができます。ハードでダイナミックなSunset Superman、そして初期の名曲Rainbow In The Darkでセットを締めた後、アンコールでは「Hear 'n' Aid」からのStarsの感動的な演奏が野外に響き渡ります。演奏終了後、女性日本人司会者が登場、その芸能コンサートのようなクロージングMCが私達ロックファンには違和感を感じてしまいますが、、ロニーは最後にロック・シンガーらしい、びしっとしたMCで締めてくれ、やはり我々を感動させてくれま す。貴重なライブを空前絶後の最高音質でドキュメントしたファン必携の1枚が登場です。
Live at Showa Kinen Park, Tokyo, Japan 4th October 1987 PERFECT SOUND(from Original Masters)
1. Intro. 2. Stand Up And Shout 3. Dream Evil 4. Neon Knights 5. Naked In The Rain 6. Rock 'n' Roll Children 7. Long Live Rock 'n' Roll 8. Last In Line incl. Temple Of The King 9. Holy Diver 10. Drum Solo 11. Heaven And Hell 12. Man On The Silver Mountain
13. All The Fools Sailed Away~Last In Line 14. Sunset Superman 15. Rainbow In The Dark 16. Stars 17. Ronnie's Farewell Speech with Japanese Interpreter
Ronnie James Dio - Vocal Craig Goldie - Guitar Jimmy Bain - Bass Claude Schnell - Keyboard Vinny Appice - Drums