1972年、初期ECMレーベルの名盤と言われる「トリプティコン」をリリースしたヤン・バルバレク・トリオにチック・コリア等の豪華ゲストを加えて行った貴重なライブがマニアによって発掘された放送音源から経年劣化を感じさせない最高の音質で収録した驚きのアイテムが登場しました。ライブ冒頭からチック・コリアをフューチャーして「500マイルズ・ハイ」、「ラ・フェエスタ」と演奏されておりチック・コリアが1972年にリリースしたアルバム「リターン・トゥ・フォーエバー」とは全く異なったアグレッシブなアレンジで驚かされます。また、ベースのアリルド・アンデルセンのテクニカルなベース、そして尖鋭派ドラマーのエドワード・ヴェサラの高い技術にガルバレク、チックのテンションは更になる高まりを感じます。ライブ後半にはカール・ベルガーが奏でる超絶ヴィブラフォン、異才歌姫のカーリン・クロッグも加わり唯一無二の世界が展開しています。46年という時の流れを感じさせない「奇跡のライブ」をお聴き下さい。
ライブ・アット・フランクフルト、ドイツ 09/24/1972
1.500 Miles High 2.La Fiesta 3.Karin's Mode 4.Unknown
ヤン・ガルバレク(ts, fl) アリルド・アンデルセン(b) エドワード・ヴェサラ(dr) チック・コリア(p) カール・ベルガー(vib) シメオン・シテーレフ(fl) カーリン・クローグ(voc)