ブリティッシュ/ヨーロッパ・ジャズ黄金期を築き上げた主役の1人として活躍し、キース・ジャレットらと並びECMレーベルの顔としても知られる、トランペット/フリューゲルホーン/コルネット奏者/作曲家にして偉大なるアーティスト、ケニー・ホイーラーの75歳の誕生日に行われた奇跡のコンサートが登場!!!そのケニー・ホイーラー75歳の誕生日を記念して2005年1月14日にロンドンの代表的なオーケストラが本拠とする伝統ある格式高き英国ロンドン・クイーン・エリザベス・ホールにて、これ以上ない豪華なメンツが参加した伝説のコンサートが、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質ステレオ・サウンドボードにて収録した夢の様なアイテムが入荷しました!!これだけの豪華絢爛なトップ・プレイヤーが一堂に会すること自体が奇跡なのですが、こういったセッションによくある和気藹々といった感じは一切なく、ケニーの常に音楽に対して真摯に向き合う姿勢が全員に浸透した聞き応えのある緊張感溢れるステージを繰り広げています。また3曲で70分以上と各曲が長尺で、トップ・プレイヤー達のソロもたっぷりとフューチュアされておりファンには堪らないものとなっています。気になる参加メンバーは、巨匠リー・コニッツ、エヴァン・パーカー、スタン・サルツマン、ヘンリー・ローザー、レイ・ウォーリー、ジョン・パーセリ、デイヴ・ホランド、マーティン・フランス、そしてこの大世帯を纏める重責を担う役割を抜擢されたのが、当時ケニーの盟友で英国屈指の名ピアニスト、ジョン・テイラーの愛弟子で、近年パット・メセニーが結成したカルテットで世界中から注目される新鋭ピアニストのグウィリム(キレルモ)・シムコック。なんとこの時24歳の俊英で、これからのジャズ界を牽引する逸材と言われていた。もちろん現在では新世代を代表するピアニストに成長した。さらにノーマ・ウィンストン、指揮者のヒュー・フレイザー他、総勢21人。全編ケニーらしい幻想的で夢見心地なサウンドのなか、知的で鋭いコニッツ、一聴してそれと分かる強烈なパーカー、やや弾きすぎる感はあるが瑞々しい感性で楽曲に美しい彩りを加えるシムコック、天使の美声を放つノーマ、バーセリ、ホランドの独奏、腕達者なホーン隊による躍動する目眩くアンサンブルの妙、そしてケニーの端正で美しい響きと燻銀なプレイに言葉は要りません…
Live at Queen Elizabeth Hall,London,UK January.14.2005 EX-SBD 2019 Original Remaster 72min
1. Marked Time 2. How Deep is the Ocean 3. Long Suite 2005
Kenny Wheeler - Trumpet and Big Band