OZZY OSBOURNEの「THE ULTIMATE SIN」リリースに伴う1986年イギリスツアーより、ライヴ2公演分を最上級のオーディエンス・ソースでパッケージした3枚組がリリース決定! 名テーパーCrazy S.氏が録音したオリジナル・カセット・マスターをダイレクト使用し、ジェイク時代のオジー・ライヴを最高最良の形で追体験させる、ファン必聴必携の一本 です!OZZY OSBOURNEが"ヘヴィメタルの帝王"である事はメタル・ファンなら異議の無い共通認識。そのイメージが強すぎる故に、彼はBLACK SABBATHを脱退し、ランディ・ローズとソロキャリアをスタートさせた1980年からすでに"帝王"であったと思われがちです。しかしオジーが、音楽的にはもちろん、商業的な成功や万人が知るネーム・バリューなど、本当の意味で"帝王"の名がふさわしい存在となったのはジェイク・E・リー在籍当時。もっと絞り込めば、アルバムと楽曲をヒットさせ、ドニントンの"モンスターズ・オブ・ロック"でもヘッドライナーを務めた1986年だと言えるでしょう。 その1986年「THE ULTIMATE SIN」ツアーでは、公式ビデオ映像のほか、アメリカツアーや来日公演などで各種の優れたオーディエンス録音が残されており、ファンにとってもジェイク時 代を最も堪能できる時代。中でも「KILLER OF LEICESTER」や、「NEVER KNOW WHY」は、マニアから「'86年のオジーを収めた客席録音でも屈指のタイトル」との評価を与えられていたほど。今回はこれらCrazy S.氏録音のオリジナル・カセット・マスターを再びダイレクト使用し、素材の良さをさらに引き出すリマスターを施して3枚のCDへと収録! L.A.メタル・ムーブメントの追い風を満帆に受け、ゴージャスで派手なパフォーマンスを繰り広げた当時のオジー・ライヴを、水分も滴る生々しさで真空 パックした永久保存版です!2月12日から始まったオジーの'86年英国ツアーでは、「INVASION OF YOUR PRIVACY」リリース当時のRATTが前座に起用され、最終日の3月4日・ブラフォード公演まで15公演(直前のアイルランドツアーを含めれば全19 公演)を消化しました。本作のディスク1と2では、そのうち12公演目に当たる2月27日・ノッティンガム"ロイヤル・コンサート・ホール"公演を楽しめ ます。本ノッティンガム公演においてCrazy S.氏は前座から機材を回しており、その音質の良さはRATTの「INVASION OF BRITISH PRIVACY」でも証明されている通りです。そのマスター・テープに残されていたオジーの"メイン・ステージ"は、(当然なが ら)RATTの音源にも全く引けを取らない優れた録音が実現しています。ショウの幕開けを告げるオープニングの「Carl Orff "Carmina Burana"」そして「Bark At The Moon」から、クリアなサウンドの見通しはもちろん、会場の音響を活かした分離の良さと密接な空気感、さらに絶妙な距離感と、全ての面で"極上"という表現しか見当たらないような素晴らしい音質でライヴが展開します。特に抜群のテープ鮮度で再現される臨場感は驚くほど。会場全体がオジーに唱和する 「Bark At The Moon」ラストや、荘厳な「Mr. Crowley」イントロに高揚するオーディエンスのムードには、最上級素材ならではの旨みが生々しく滴る! もちろんリマスターで音のキレや輪郭のエッジも向上しており、聴き易さの面でも既発を上回ります。ジェイクのフラッシーで鋭いギターはこの時期の大きな聴き所。美しさの中に攻撃性を秘めた「Mr. Crowley」、メロディアスで流れるような「Shot In The Dark」、そしてヒロイックで勇壮な「Killer Of Giants」などは、曲やソロの素晴らしさだけでなく、ジェイクらしい巧みな技術や機材の使い分けといった細やかな点まで、本録音はしっかりと楽しませ てくれます。さらにオジーのハイテンションなパフォーマンスも「Secret Loser」や「Iron Man」・「Crazy Train」で大爆発。アンコールの「Paranoid」を締めくくる瞬間にはパイロの炸裂まで(本当にびっくりするほど)リアルに捉えられています。聴 き手は誰もが客席の一人になった気持ちで、ライヴの全貌を80分間にわたり満喫できるでしょう。ディスク3は名作「KILLER OF LEICESTER」でも知られる3月3日のレスター公演を、約75分間にわたって収録しています。もとより音質の良さでは'86年ライヴでも屈指だった 本録音ですがサウンドはさらに磨き上げられており、聴き易さとクリアさは下手なサウンドボードを凌駕するほどのクオリティ。聴き 手はディスクを再生していきなり、リアルなパイロの炸裂音で驚かされる事でしょう! その「Carmina Burana」からオジーはテンションが高く、「Bark At The Moon」そして「Suicide Solution」・「Never Know Why」と、好調なパフォーマンスを見せ付けています。オジーだけでなくこの日はバンドも優れたプレイを連発しており、ジェイクの空間を切り裂くような鋭いギター・サウンド、立体感あふれる音色でウルトラ・ クリアに鳴り響くランディ・カスティロのドラムなどは、ライヴ前半から全ての聴き手を圧倒する事でしょう。「Shot In The Dark」はイントロにおけるフィル・スーザンのベースとジョン・シンクレアのキーボードも非常にクリア。ギターソロの聴き応えも素晴らしいものがありま す!ライヴ中盤以降は「THE ULTIMATE SIN」からの新曲とオジーの代表曲がほぼ交互に取り上げられ、聴き手に興奮の連続を味わわせます。ジェイクの感性が曲をよりシャープに研ぎ澄ました「I Don't Know」・「Flying High Again」といったクラシック・ナンバーは言うまでも無く最高。さらに「Thank God For The Bomb」や「Secret Loser」など「THE ULTIMATE SIN」からの新曲も、切り込むような鋭さと親しみやすいキャッチーな曲想が、聴き手を心地よくライヴへ浸らせてくれます。クライマックスは「Iron Man」・「Crazy Train」そしてアンコールの「Paranoid」と"演奏しなければ終われない"ナンバーが連発され、熱い盛り上がりのままエンディングへとひた走り ます(終演後のアウトロではB.G.M.として使われた「Goodbye To Romance」も確認できます)!このイギリスツアーにおけるライヴでは、オジーが「キャッスル・ドニントンで会おう!」 とMCの随所でPRしており、半年近く前から8月の"モンスターズ・オブ・ロック"を意識していた事をうかがわせます。夏の大舞台に向けて高いモチベー ションを感じさせるバンドの演奏、優れた楽曲の数々・・・この「THE ULTIMATE SIN」ツアーはまさに'80年代オジーのピーク。"帝王"の名にふさわしいライヴだった事が判るでしょう。その中でも屈指のライヴ・ソースを3枚のディ スクにパッケージした本作は、間違いなく全てのオジー・ファン必聴必携の一本!
Royal Concert Hall, Nottingham, UK 27th February 1986 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters) De Montfort Hall, Leicester, UK 3rd March 1986 PERFECT SOUND(from Original Masters)
Live at Royal Concert Hall, Nottingham, UK 27th February 1986
Disc 1 (50:10)
1. Carl Orff "Carmina Burana" 2. Bark At The Moon 3. Suicide Solution 4. Never Know Why 5. Mr. Crowley 6. Shot In The Dark 7. I Don't Know 8. Killer Of Giants 9. Guitar Solo 10. Thank God For The Bomb 11. Flying High Again
Disc 2 (30:15)
1. Secret Loser 2. Drum Solo/Secret Loser 3. The Ultimate Sin 4. Iron Man 5. Crazy Train 6. Paranoid
Live at De Montfort Hall, Leicester, UK 3rd March 1986
Disc 3 (74:30)
1. Carl Orff "Carmina Burana" 2. Bark At The Moon 3. Suicide Solution 4. Never Know Why 5. Mr. Crowley 6. Shot In The Dark 7. I Don't Know 8. Killer Of Giants 9. Guitar Solo 10. Thank God For The Bomb 11. Flying High Again 12. Secret Loser 13. Drum Solo/Secret Loser
14. Iron Man 15. Crazy Train 16. Paranoid
Ozzy Osbourne - Vocal Jake E. Lee - Guitar Phil Soussan - Bass Randy Castillo - Drums John Sinclair - Keyboards