話題騒然!ギター・ヒーロー、マイク・スターンとキーボードの魔術師ジェフ・ローバーという本場アメリカのジャズ/フュージョン界の東西を代表する2大巨頭による初のコラボ作「イレヴン」発表後、精力的に全国を駆け巡り、いよいよ今年を締め括る本国での最新ツアーから行われたばかりの最新強力ライヴの第二弾が登場!!11月までヨーロッパ各地をまわり大好評を博し、戻ったばかりのその足で大充実だった今年を締め括る今年最後の本国アメリカでのツアーを敢行。ヨーロッパ公演でのデニチェンに変わり、近年かなりの頻度で共演を重ねるデイヴ・ウェックルがドラムスで加わり、さらにマイクの奥方レニ・スターンも加わった最良の布陣による2019年12月13日アリゾナ州フェニックスに於けるミュージカル・インストルメント・ミュージアムでのご機嫌なライヴを、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質ステレオ・サウンドにて完全収録した強力盤が入荷しました!!誤解を覚悟で言うと、マイクは自身がリーダーでのプレイよりも、つい最近のデイヴ・ウェックル、ランディ・ブレッカー、古くはボブ・バーグと責任を分担できる頼りになる相棒との双頭バンドでのプレイのほうが断然良い。何故なら、もちろん全体のサウンドへの気配りもあるのだろうが、元々明るくノリ一発な性格でなにより人一倍ギター・キッズ、ギターが好きで好きでたまらない。何も考えずにもっともっと弾きたい…そんなマイクにとってもう1人のリーダーがいることによってより自由に弾ける。マイクにとってこれは大きい。特に今回のジェフはキーボード・プレイヤーということもあり、細かいバッキングに気を使うことなくプレイに専念出来るのだ!本公演を聴くと、マイクのプレイはここ最近では最も最高で、まさに自由奔放に一聴してスターンと分かるテレキャスターを元に制作されたシグネイチャー・モデルに原音から僅かにずらしたエフェクト音を付加したコーラスに近い効果を得るマルチ・エフェクターをかけた独特な音色と、ロック世代らしくハードにバリバリ弾き倒すプレイがいつも以上に猪突猛進まっしぐら!しかしそのマイク以上に感心したのがジェフのプレイ。恥ずかしながら、当時ジェフ・ローバー・フュージョンに多少の偏見がありきちんと聴いていなかったのを後悔するような、ニール・ラーセンばりのオルガン、チックとドン・グルーシンが合体したかのエレピ、華麗なシンセと、ソロもバッキングも完璧、八面六臂の大活躍でサウンドを牽引しています。またニューヨークとロサンゼルスという水と油のような関係を心配していましたが、まったくの杞憂でした。2人の相性も抜群で、両地域の良いところが絶妙に絡み合いこのジャンルに於ける最良のサウンドが堪能出来ます。これぞまさにフュージョンの醍醐味ではないでしょうか?傑作「イレヴン」からのナンバーも、スタジオ盤の100倍高いテンションで演奏されています!!グルーヴ・マスターことウェックルと、このプロジェクトの生みの親ハスリップ2人の変幻自在で華麗なリズム隊も半端ないです!マイクの美しい奥方レニのギターとヴォーカルも、このご機嫌なパフォーマンスに華を添えています!
Live at Musical Instrument Museum,Phoenix,AZ December 13.2019 (Late Show) EX - AUD 2019 Original Remaster 77 min
1. Like a Thief 2. Motor City 3. Jones Street 4. Nu Som 5. Runner 6. Bass Solo - Wing and a Player 7. Slow Changes 8. Red House
Mike Stern - Guitar,Vocals Jeff Lorber - Keyboards Jimmy Haslip - Bass Dave Weckl - Drums Leni Stern - Ngoni,Guitar,Vocals