猫も杓子もマイルス・デイヴィスが火を付けたエレクトリック・ジャズへのシフトから、マイルス一時引退後にシーンを再びアコースティック・ジャズへと原点回帰に導き牽引した、V.S.O.P.1977年初の本格的ツアーから稀少な初音源が高音質完全収録にて登場!!!当時プレスからミラクル・パフォーマンスと絶賛された1977年7月19日(20日?)カリフォルニア州ロサンゼルスのグリーク・シアターでの名演奏!!!ステージは期待に膨らむ熱狂的な観客の歓声に応えるべく素晴らしいステージを展開しており、いきなり「アイ・オブ・ザ・ハリケーン」を演奏し、イントロダクションに続き「リトル・ワルツ」からショーターの変幻自在のサックス、そしてフレディの饒舌なトランペットが炸裂し、「ワン・オブ・ア・カインド」「メイデン・ヴォヤージ」「ダイアナ」、ムチャクチャ高テンションなフレディの「レッド・クレイ」、最後の「バードライク」はトニーが大爆発し、このメンバーにしか出来ないモーダルかつ斬新で限りなくフリーフォームなスタイルを基盤とした前衛的なハードバピッシュな演奏を繰り広げている。この時ハービー37歳、ショーター43歳、ロン40歳、トニー31歳、フレディ39歳…まさにジャズ・ミュージシャンとしての絶頂期を迎えた彼らが、他の誰にも真似の出来ないオリジナリティ溢れる渾身のプレイを披露している。この3日後には初開催となる「ライヴ・アンダー・ザ・スカイ」に出演(オフィシャル未発表曲がSo What!盤で聴ける!)し、日本のファンを熱狂の渦へと巻き込む…
Live at Greek Theatre,Los Angeles,CA July.20.1977
1. Eye of the Hurricane 2. Band Introduction 3. Little Waltz 4. One of a Kind 5. Maiden Voyage 6. Diana 7. Red Clay 8. Byrdlike
Herbie Hancock (p) Wayne Shorter (ss,ts) Freddie Hubbard (tpt,flh) Ron Carter (b) Tony Williams (dr)