1974年の南米ブラジル・ツアーからその初日となる5月25日のリオデジャネイロでのライブをメンバーであるデイブ・リーブマンがステージ上に設置した2台のナカミチ製オープンリール・デッキで録音したテープより、稀代の名盤である「アナザー・ユニティー」に匹敵するマイルス・マニア狂喜乱舞の超A音質で初収録となりました。サンプルをお聴きになればお判り頂けますが、本作品に刻まれている音質は、サウンドボード音源と言っても何ら差し障りが無い決定版です。まさかこのクオリティーで聴けるなんて夢のような出来事ではないでしょうか。オープニングの「Funk (Prelude, Part 1」と2曲目「Turnaroundphrase」が当日にファースト・セットとなり、3曲目の「For Dave]がセカンド・セットで構成されたライブです。南米ブラジルでのライブ公演は3日間行われ、初日は今回リリースされたリオ公演となり2日目、3日目はサンパウロ公演となります。メガ・ディスクからその3日目となる5月28日のサンパウロ公演が既にリリースされています。サンパウロ公演の音源もステージ上で録音されたテープを収録していますが、今回リリースされたリオデジャネイロ公演は、ぼぼマスターに近い音源から経年劣化が感じられないステレオ音源で録音されていますので、今聴いても天下無敵のマイルス・サウンドを実感して頂けます。有難う、リーブマン!!
ライブ・アット・リオデジャネイロ市立劇場、リオデジャネイロ、ブラジル 05/25/1974
1.Funk(Prelude Part 1) 2.Turnaroundphrase 3.For Dave マイルス・デイビス(tpt, org) デイブ・リーブマン(ss, ts, fl) ピート・コージー(g, perc) レジー・ルーカス(g) ドミニク・ガーモント(g) マイケル・ヘンダーソン(b) アル・フォスター(dr) ジェームズ・ムトーメ(cga, perc)