旧英国植民地、現ジンバブエの南ローデシア出身の作/編曲家、トロンボーン奏者。50年代にバークレー音楽院に留学し、ゲイリー・バートンや英国人グレアム・コリアと友好関係を築き、最初は米国でプロとしてスタート。その後、先に帰英していたコリアのグループに加入、同時にBBC放送のコンサート・バンドのアレンジャー/指揮を手掛け、60年代後半には自己のビッグ・バンドを編成する。その全盛期の72年に発表した名ライヴ作「ジャスト・アヘッド」をも凌ぐ、翌年の1973年ドイツ・ハンブルク・NDR スタジオ 10でのライヴを極上高音質ステレオ・サウンドボードにて収録した素晴らしいあいてむが入荷しました!!!ケニー・ホイーラー、ヘンリー・ローザー、スタン・サルツマン、ジョン・テイラー、レイ・ウォーリー、ジョン・マーシャル、そしてノーマ・ウィンストンの英国屈指の俊英7人を率い、ギブスのオリジナル「ファンファーレ」からマクラエの「ソー・ロング」、カーラ・ブレイの「シング・ミー・ソフトリー・オブ・ザ・ブルーズ」、ゲイリー・バートンの「カントリー・ローズ」、ジョン・テイラーとノーマ・ウィンストン夫妻(当時)によるラストの「エンジョイ・ディス・デイ〜エロボス」まで、かのギル・エヴァンスも注目した英国的な陰翳を持つ幻想的な深いサウンドは、当時発展途上だったブリティッシュ・ジャズ・ロック/プログレ・シーンにも多大な影響を与え、ソフト・マシーンやカンタベリー・ファンも聞き逃し厳禁です!
Live at Studio 10,NDR Funkhaus,Hamburg,Germany February.15.1973 EX - SBD 2017 Original Remaster 49min
1. Fanfare 2. So Long 3. Sing Me Softly of the Blues - fade Out 4. Country Roads - fade Out 5. Enjoy This Day - Erobos
Michael Gibbs - Arranger,Condactor Kenny Wheeler - Trumpet,Flugelhorn Henry Lowther -Trombone Stan Sulzman - Saxophone John Taylor - Piano Ray Warleigh - Bass John Marshall - Drums Norma Winstone - Vocal