過去、数々のレーベルよりリリースされながら余りに大きなヒス・ノイズでファンの方々が幻滅していた1964年10月1日のパリ、サル・プレイエル公演を初めてノイズ・レスとなる発掘新音源より収録したマニア衝撃タイトルがリリースされました。マイルス音源コレクターで有名なピーター・ルーシンさん(Peter Losin)のサイトでは、20年近く前にリリースされた既発盤の音質ランクをBとしています。彼の評価はマニア故、若干甘めとなっており一般のファンからの評価はB-(マイナス)、またはCランクと言われていました。今回、リリースされた新音源は1964年当時の放送音源としてはAランク、最低でもA-(マイナス)となり本タイトルが正に決定版の登場となります。1964年のライブを全曲収録している非公式盤は、レジェンダリー・レーベルよりリリースされている名盤「シンデルフィンゲン1964」だけでしたが遂にそれに匹敵する作品の登場となり国内は勿論、世界のマイルス・マニアにマイルス・クインテットの実力を存分に示す音源となります。因みに「ソー・ファット」のオープニングも修正されています。
ライブ・アット・サル・プレイエル、パリ、フランス 10/01/1964
Disc 1(first concert) 1.Autumn Leaves 2.So What(inc) 3.Stella by Starlight 4.Walkin' Disc 2(second concert) 1.All of You(inc) 2.Joshua 3.My Funny Valentine 4.No Blues 5.The Theme(with applause)
マイルス・デイビス(tpt) ウェイン・ショーター(ts) ハービー・ハンコック(p) ロン・カーター(b) トニー・ウィリアムス(dr)