世界中のMAIDENコレクター諸兄よ、刮目せよ! 史上初となるポール・ディアノ時代のフル・サウンドボード・アルバムが爆誕!! 「ディアノ時代のフル・サウンドボード」……この魅惑の響き。本作は、まさに長年の夢の結晶。その正体は「1981年4月28日ネイメーヘン公演」のステレオ・サウンドボード録音です。このショウは古くからFM放送が知られ、そのエアチェックが定番の1つとなってきました。しかし、この放送はサウンドこそ良いものの、わずか10曲・45分弱。そのため、初来日のFM放送『DEFINITIVE LIVE KILLERS』や長尺プロショット『COMPLETE BEAT-CLUB 1981』といった名作たちの後塵を拝してきました。しかし、この度、そんな定番ネイメーヘン公演サウンドボードの完全版マスターが発掘! 遂に史上初のフルショウ・サウンドボード盤の誕生となったのです!!「あれ? ビートクラブや日本公演FM放送は完全じゃないの?」と思われるかも知れませんが、実はそれぞれ微妙に違っていました。その辺の事情を説明するためにも、まずはディアノ&エイドリアン時代のサウンドボード/プロショットを整理してみましょう。1980年・12月21日:ロンドン『LIVE AT THE RAINBOW(公式6曲)』1981年・1月22日:ブレーメン『COMPLETE BEAT-CLUB 1981』・4月4日:ミラノ『MILAN 1981 AND MORE!!(7曲)』
・4月28日:ネイメーヘン公演 ←★本作★・5月23日:厚生年金会館『MAIDEN JAPAN(公式5曲)』・5月24日:中野サンプラザ『DEFINITIVE LIVE KILLERS』・6月26日:ミルウォーキー『KILLING LIVES』Disc 2 あくまでもエイドリアン加入後だけですが、以上の7種類があります。この中で公式の『LIVE AT THE RAINBOW』『MAIDEN JAPAN』やミラノ公演プロショットは20-30分程度の短いもの。残り4種は長尺なのですが、『COMPLETE BEAT-CLUB 1981』はやり直しなどもあるTV番組用パフォーマンスでいわゆるコンサートではない。残る日本公演やミルウォーキー公演のFMサウンドボードは限りなくフルに近いものの、アンコールの「Prowler」は未収録。『DEFINITIVE LIVE KILLERS』にしてもオーディエンス録音で補完しているために「完全サウンドボード」ではありませんでした。さて、そんな中で初の「完全版サウンドボード」となったのが本作なわけです。その圧巻のフルセット、ここで一望してみましょう。
鋼鉄の処女(7曲)・Sanctuary/Remember Tomorrow/Phantom Of The Opera/Iron Maiden/Running Free/Transylvania/Prowler(★)キラーズ(10曲)・The Ides Of March(★)/Wrathchild/Purgatory/Another Life/Genghis Khan/Killers/Innocent Exile/
Murders In The Rue Morgue/Twilight Zone/Drifter ※注:「★」印は初来日のFMサウンドボードでも聴けない曲。……と、このようになっています。これまで最高峰だった来日公演のFM放送でもカットされていた「Prowler」もしっかりとステレオ・サウンドボードで楽しめる。これだけのボリュームになると、そのフルショウはディアノ時代の総決算ともなる。アルバム収録曲で演奏されなかったのはわずか3曲「Strange World」「Charlotte the Harlot」「Prodigal Son」だけ。実のところ、「Strange World」は来日サウンドボードで聴けたりするのですが、やはり「Prowler」は肝心要の超・重謡曲ですし、「The Ides Of March」の開演シーンもノーカットなのが嬉しすぎます(「Charlotte the Harlot」は『COMPLETE BEAT-CLUB 1981』で楽しめますが、「Prodigal Son」はそもそもライヴ演奏したことがありません)。あまりにも画期的なフル・サウンドボードの衝撃のせいですっかり書き忘れてしまいましたが、本作はクオリティも極上! 卓直結風の荒っぽいミックスでヴォーカルの「サシスセソ」が少々埃っぽくなる事もあるものの、トータルの音質自体は堂々と「オフィシャル級」と言える。もちろん、その生々しさもディアノ時代の爆走メイデンには美点。綺麗にセパレートしたツインの分離感も、ゴリッゴリ・バッキバキなベースも、ワイルドに暴れるドラムや野獣の咆哮も、あの『DEFINITIVE LIVE KILLERS』と五分以上。まさに「ディアノ時代の最高峰」に君臨する新名盤なのです!「The Ides Of March」で始まり、「Prowler」で終わるディアノ時代のフル・サウンドボード。まさにMAIDENファンの夢の結晶であり、『鋼鉄の処女』『キラーズ』と並ぶ……いえ、超越してしまう1枚です。デビュー40年を経て、まさかこんな至福を味わう事ができようとは。定番ネイメーヘン公演サウンドボードの完全版マスターが発掘!音質は公式レベル。遂に史上初のフルショウ・サウンドボード盤の誕生です!!
De Vereeniging, Nijmegen, Holland 28th April 1981 STEREO SBD (79:53)
1. The Ides Of March 2. Wrathchild 3. Purgatory 4. Sanctuary 5. Remember Tomorrow 6. Another Life 7. Band Introductions 8. Genghis Khan 9. Killers 10. Innocent Exile 11. Murders In The Rue Morgue 12. Twilight Zone 13. Phantom Of The Opera 14. Iron Maiden 15. Running Free
16. Transylvania 17. Guitar Solo 18. Drifter 19. Prowler Paul Di'anno - Vocal Steve Harris - Bass Dave Murray - Guitar Adrian Smith - Guitar Clive Burr - Drums STEREO SOUNDBOARD RECORDING