The Ultimate Live Experienceツアーのアフターショウ、以前に出ていたもののオリジナルマスターを入手、そこよりリマスタリングされた決定版!そして実はこのアフターショウ、すごい人が出ているんです。そしてそれだけじゃなくて凄い曲がプレイされています。まずはThe Cross、なんとU2のボノが客演!プリンスが崩して歌い、ボノはボノらしさを出して歌う、どちらがどちらのパートをとある程度決めていたと思いますが、結果たった一度だけの名デュエットバージョンとなりました。ボノが中心となる部分では破壊力満点のボーカルを魅せ、その場にいた人間はさすがU2のボノと思ったことでしょう。唸らせる技を披露するThe Jam、そしてI Believe In Youとグラハム・セントラルステーションのカバーの連荘からアフターショウ仕様のGlam Slam Boogie、観客がボビー・バードとなって絶妙な展開となるSex Machineのカバー、重いベースがとてもかっこいいFunky Designはお遊びにエリーゼのためにがキーボードで奏でられます。アグレッシブなボーカルのプリンスがいる一方ジャジーでクールなBustin' Looseのジャムは悶絶モノのカッコよさです。続いてJohnnyの緩いグルーブから激レアとされるEmancipationのアウトテイクのFeel Goodのプレイ、チャントではなく、プリンスが歌っています。この衝撃!Feel Good自体屈指の名ファンクですが、そのライブ・バージョンとして最も具現化されているのがこの演奏です。やはりファンクさが感じられるもので素晴らしいの一言。The Most Beautiful Girl In the World、そして曲紹介をしてから始められる18 & Overはしっかりプレイされていて好感ですが、8分弱のロング・プレイ。そしてJames McGregorというニューパワージェネレーションのドラムテクの人がパーカッションで参加しての凄まじいバージョンのLoose、そしてサンタナ・メドレーへと雪崩れ込み一転ラテンムード、しかしアグレッシブさは持続し大団円となります。しかしプリンスがあともう一曲プレイするよ、こんなこと言うのはラッキーなことだぞ、とGet Wildを演奏!ピアノとパーカッションが入るラテン風味のバージョンですが、一度演奏を終わらせても、疲れたのか?Noとまたプレイ、今度は更にパーカッシブなバージョンとなって戻ってきます。何度か終わりそうになるもまた繰り返し、結果とんでもない9分弱の演奏となっています。メインショウで披露されたアグレッシブなバージョンとは大きく異なるこれぞプリンスとNPGとなっています。95年のベスト・アフターショウです。
Gold / Ultimate Live Experience Tour Aftershow The Pod, Dublin 31st March 1995 (am)
1.The Cross (feat. Bono vox (U2)) 2.People Get Ready (Curtis Mayfield cover) 3.The Jam (GCS cover) 4.I Believe In You (GCS Cover) 5.Glam Slam Boogie 6.Get Up (I Feel Like A) Sex Machine (James Brown cover) 7.Funky Design incl. I Feel Like Bustin' Loose (Chuck Brown & Th eSoull Serchers cover)
8.Johnny 9.Feel Good 10.The Most Beautiful Girl In The World 11.18 & Over 12.(Lemme See Your Body) Get Loose! (feat. James 'McGoo' McGregor on percussion) incl. Bustin' Loose (Chuck Brown & The Soul Searchers) 13. Carlos Santana Medley incl. Jungle Strut, Batuka, Soul Sacrifice, Toussaint L'Overture
14. Get Wild (feat. James 'McGoo' McGregor on percussion)