
1975年の「COME TASTE THE BAND」リリース後、第四期DEEP PURPLEにとって最初で最後になったジャパンツアーより、初日の12月8日,名古屋市公会堂公演が、Miracle Man録音によるオリジナル・カセット・マスターより音盤化! 過去に知られていた同日音源を完全に上回る超高音質オーディエンス・ソースで、特別な来日 初演を色鮮やかに蘇らせます。全てのDEEP PURPLEマニアにとって絶対に見逃せない一本が、105分間の全長収録版・2枚組のCDでここに登場します!リッチー・ブラックモアが脱退した事で、DEEP PURPLEは「バンド解散」の危機に瀕します。しかしデイヴィッド・カヴァデールやグレン・ヒューズといったメンバー、さらにレコード会社やマネージメントはバンドの存続を支持したため、バンドは新たなギタリストを迎えての活動継続を模索しました。そこで登場したのが、ZEPHERやJAMES GANGでの活動経験を持つトミー・ボーリンでした。リッチーとは全く異なる音楽性ながら、トミーとバンドのセッションは活気に溢れ、バンドに新たな可能性を感じさせました。トミー自身もブリティッシュ・ロックの深みを持つロードやペイスらのプレイアビリティに触発され、バンドへの加入を決意。ここに第四 期DEEP PURPLEが誕生したのです。'75年8月にミュンヘンでレコーディングされた新作「COME TASTE THE BAND」は11月に発表。バンドはウォーミング・アップを兼ねて、11月2日よりハワイ・ホノルル公演を含む太平洋地域からワールドツアーを開始しました。しかしこのツアーの最中、ジャカルタ公演では現地プロモーターとの間にギャランティを巡る問題が発生し、またトミーも不摂生を行って左腕を痛めるなどトラブルが続発します。予定されていた香港公演はキャンセルとなり、バンドは紆余曲折の末に日本へとやって来たのです。本作に収録された12月8日の名古屋市公会堂公演は、まさにその来日初演。この初日については、以前に「FIRST TASTE IN NAGOYA」がリリースされ、音源そのものは聴ける状態になっていました。しかしこの既発音源は、(資料性は非常に貴重ながら)音質的にはマニア向けで あり、ライトユーザーが気軽に楽しめるサウンドとは言い難いものでした。今回新たに発掘されたMiracle Manマスターは、その既発と比べ、マスターの鮮度や状態は言うに及ばず、明度や演奏の聴き易さまで圧倒的! テーパーによれば1階て列35番からの録音との事ですが、音のダイレクト感や各パートの分離感は絶品で、この日ステージで繰り広げられた演奏を、微に入り細に至るまで、高い安定感で掴めます。ライヴ開演直前のサウンドチェックから、まるで放送音源のようなリアルさ。前列の観客は大いに盛り上がっていますが、テーパーの周囲では録音を妨げる要素は無く、聴き手はストレスを感じずライヴの模様を聴き込めます。演奏は日本初演奏となる「Burn」で幕開け。バンド加入後初めての日本公演とあってカヴァデールとグレンの歌唱は気合に満ち、ジョン・ロードやイアン・ペイスのプレイもさすがの充実ぶりです。しかし残念ながら、本作の優れたサウンドはトミーのプレイまで偽りなく明瞭に描き出しています。腕にトラブルを抱えたトミーのプレイは、はっきり申し上げて惨憺たる有様。所々で繰り出す小技にはトミーらしさが垣間見えますが、リッチーがギターの重要性を強く残し た第二期・第三期の曲では厳しい状況が続きます。とはいえ「COME TASTE THE BAND」の楽曲ではジョンやグレンのサポートが有効に機能し、まとまりのあるバンド・アンサンブルを聴かせます。特に「Love Child」や「Gettin' Tighter」は、グレンのファンキーな個性とジョンの当意即妙なプレイが激しくせめぎ合い、プレイヤー同士のバトルを聴き応えたっぷりに楽しませま す。ディスク2の冒頭「I Need Love」では、カヴァデールのディープ・ヴォイスとグレンのソウルフルな歌唱が極上の共演を見せます。カヴァデールは続く「Soldier Of Fortune」で、ジョンのオルガンに載せて素晴らしいヴォーカルを聴かせます。ここはライヴの大きな聴き所でしょう! ジョンのオルガン・ソロからなだれ込む「Lazy」(およびドラムソロ)では、ペイスのスウィングするドラムが絶品のプレイとサウンドを繰り広げます!ふくよかなオルガンの調べに乗せて、グレンがエモーショナルな歌唱を響かせる「This Time Around」はライヴのハイライト。そこへカヴァデールも加わるような「You Keep On Moving」は、第四期PURPLEの旨みを楽しませます。ライヴのクライマックス「Stormbringer」そして「Highway Star」(この日の「Highway Star」は既発未収録で、今回が初登場!)でも、トミーをカバーするようにジョンのオルガンが大活躍。一体感のあるバンド・サウンドで、ライヴの盛り上 がりをきっちりと演出する手腕は、さすが"マエストロ"ジョン・ロードです! 第四期DEEP PURPLEが日本初演で刻んだ特別なライヴを、ラストの「Highway Star」と終演アナウンスをも含む全長版で、さらに40年近くも昔の録音とは思えないほど優れたサウンドによって蘇らせた本録音は、PURPLEのコレクターズ・アイテム史に残る大発掘! 確かにトミーのプレイは苦しい場面が多いですが、それを堅実にフォローするメンバー4人の貢献は素晴らしいものがあ ります。DEEP PURPLEの歴史をまたひとつ明らかにする決定的音源は、全てのハードロック・マニア必聴必携。世界中のPURPLEマニアも瞠目する驚きの発掘音源が満を持してのリリース決定です!
Live at Nagoya-shi Kokaido, Nagoya, Japan 8th December 1975 PERFECT SOUND(from Original Masters)
Disc 1 (39:53) 1. Opening 2. Burn 3. Lady Luck 4. Love Child 5. Gettin' Tighter 6. Smoke On The Water 7. Georgia On My Mind
Disc 2 (65:31) 1. I Need Love 2. Soldier Of Fortune 3. Jon Lord Solo 4. Lazy 5. Drum Solo 6. Lazy (reprise) 7. This Time Around 8. Owed to G 9. Tommy Bolin Solo 10. Drifter 11. You Keep On Moving 12. Stormbringer 13. Highway Star
David Coverdale - Vocal Tommy Bolin - Guitar Glenn Hughes - Bass & Vocal Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drums