1982年、ヨーロッパ・ツアー初日の前日にジャズ・ファンなら誰もが知っている超有名ジャズ・クラブ「カフェ・マンマルトル」に出演したパフォーマンスを海外有名マイルス・マニアが所有していた放送音源の世代の若い(コピー回数が極端に少ない)カセット・テープを初めて元ソースとして収録した極上音源盤。ファースト・ジェネレーション、またはセカンド・ジェネレーションと思われる音源で、ヒスノイズは余り感じられなくストレスの無い音質で「モンマルトルでのマイルス!」を存分にお聴き頂けます。奇跡の復活を果たしたマイルスの1982年ヨーロッパ・ツアーは、4月13日のストックホルム公演からスタートしています。本ライブはその前日に行われたライブとなり、ツアーのプロモーション用として録音されダニッシュ・ラジオ(デンマーク国営放送)にて放送されました。ライブ音源自体、20年ほど前にノイズ混じりの高額ブートもありましたがオープニングからノイズが発生し聴きながらイライラさせられたトホホ盤となっていました。今回メガ・ディスクからリリースされた本タイトルはそのようなことはなく、ビル・エヴァンスのサックス、マイク・スターンのギターもバランス良く記録されてをり改めて海外マニア秘蔵音源の音の良さを実感して頂けます。モンマルトルでのマイルス、さすがに気合の入ったパフォーマンスは別格です。
ライブ・アット・カフェ・モンマルトル、コペンハーゲン、デンマーク 04/12/1982
Disc 1 1.Band Introduction 2.Back Seat Betty 3.My Man's Gone Now 4.Aide Disc 2 1.Ife 2.Fat Time 3.Jean Pierre マイルス・デイビス(tpt, keyb) ビル・エヴァンス(ss, ts, fl, p) マイク・スターン(g) マーカス・ミラー(b) アル・フォスター(dr) ミノ・シネロ(perc)