
ジェフ・ベック、カルロス・サンタナ、スティーヴ・ルカサーが揃った80年代の伝説イベント“サウンドマーケット:ロック・イン・軽井沢”。その大定番ステレオ・サウンドボード録音が史上最高峰を大幅更新。
【歴史的イベントの現存サウンドボードを最大網羅】そんな本作に記録されているのは、もちろん「1986年6月1日:軽井沢プリンスホテル」。ジェフ・ベックの“FLASH TOUR”は日本7公演のみ実現したわけですが、その初日はジェフだけでなく、SANTANAやスティーヴ・ルカサーもゲスト参加。野外の特設会場でフェス形式で開催されました。当代きっての超個性派ギターヒーロー3人の揃い踏みとあって、日本中の洋楽ファンが大注目。当然のようにテレビやラジオでも特番放送される一大イベントとなりました。そのプロショットやサウンドボードが無数の既発群を生んできたわけですが、本作はその頂点に輝くもの。マスター鮮度/サウンド・クオリティ/編集……あらゆるポイントで既発を問題外にする至高のサウンドボード・アルバムなのです。また、このショウはあまりにも既発が多すぎ、似たタイトルも乱立。「どう違う?」「どれが偉い?」と混乱されている方も多いのではないでしょうか。とは言え、ここで歴代タイトルをすべてご紹介するわけにも生きませんので、当店で扱っている最重要3作をピックアップしてみましょう。・A:『SOUND MARKET '86』*完全版オーディエンス3枚組・B:『DEFINITIVE SOUND MARKET '86』*SBD分の完全版2枚組(本作)・C:『SOUND MARKET '86 THE VIDEO』*TV放送プロショット
以上、尺の長い順に3作を挙げてみました。「A」は当店発掘の超極上フル・オーディエンス録音。この日の既発はほとんどがFM放送を元にしているわけですが、その放送は完全ではなかった。「A」は未放送分も含め、当日のすべてを体験できる唯一無二のフルライヴ盤なのです。そして、二番目の「B」こそが本作。長尺FM放送をベースにしつつ、ラジオ未放送の「Going Down」をTV放送サウンドボードで補完。当日の演奏すべてではないものの、現存するサウンドボード音源を完全網羅した2枚組なのです。「当時のすべてではない」とは言ったものの、実は「大部分」ではある。このフェスは3人の出番が入り組んでもいますので、本作の構成と併せて整理してみましょう。DISC 1・SANTANA単独(全10曲)・SANTANA+スカサー(2曲/4曲)・JEFF BECK単独(冒頭3曲)DISC 2 ・JEFF BECK単独(6曲/9曲) ・JEFF BECK+スカサー(全2曲)*Going DownのみTV音声・3人共演(全4曲)……と、このようになっています。ショウは大きく「SANTANA→ジェフ」の流れになっており、要所要所でルカサーが登場するスタイル。当日の全32曲中27曲が放送されており、本作はその放送分をコンプリートしているわけです。
【史上最高峰を更新したオフィシャル作品級サウンド】さて、随分長くなりましたがココまでが前振り。いよいよ本作の本題に入りましょう。その本題とは、精緻で最高峰を更新するクオリティと編集です。まず、上記をご覧になって「あれ? ジェフ編の3曲が1枚目にハミ出してる!?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。これまでの既発群は「SANTANA=1枚+ジェフ=1枚」が多かったと思いますが、実はコレ、ピッチを速くしたり、カットする等して詰め込まれていたのです。ピッチを正確に整え、現存するサウンドボードを最大漏らさず収録しようとすると、ジェフ篇がCD1枚に収まりきらない。その結果、本作は3曲だけDISC 1に収録されているのです。もちろん、ピッチだけではありません。サウンドも最高峰。これまでの34年間で超える物のないベスト・マスターを使用しているのは勿論ですが、本作ではさらに細心マスタリングで磨き込み。もちろん、無為な音圧稼ぎなどではなく、各音域ごとに丁寧に整え、ステレオ感も補正。よりワイドでレンジの広いサウンドに生まれ変わっている。感覚的に表現しますと、原音は高音質ながら「いかにも放送」といった軽さや薄さを感じましたが、本作はリッチなオフィシャル作品級のサウンドになっているのです。もちろん、1曲だけTV音声な「Going Down」も徹底的にトリートメント。可能な限り本編と違和感のないサウンドで仕上げました。数々の既発で広く愛されてきた伝説ステージだけに、中身については省略しましょう。当日の完全体験は超極上オーディエンス録音『SOUND MARKET '86』に譲るとして、本作はサウンドボード篇の最大・最高峰盤。定番中の大定番をオフィシャル作品レベルのクオリティに磨き込んだ2枚組です。数々の既発群を無意味にしてしまう一大決定盤。(リマスターメモ)若干速いピッチを修正(*本当は結構速い) した結果、Disc2にJeff Beckが収まりきらず。Disc1途中からスタート。レンジを広げる調整でアップグレード。テレビ放送音源以外が存在しない「Going Down」は個別でイコライズして違和感軽減。
Live at Prince Hotel, Karuizawa, Japan 1st June 1986 STEREO SBD (UPGRADE)
Disc 1 (69:21) SANTANA 1. Intro 2. Primera Invasion 3. Victim Of Circumstance 4. Incident At Neshabur 5. Black Magic Woman 6. Gypsy Queen 7. Oye Como Va 8. Evil Ways 9. Jingo 10. By The Pool 11. Europa 12. Right Now *後半にDJ語り 13. Introduction Of Steve Lukather
14. Open Invitation(with Steve Lukather) 15. Songs Of Freedom Carlos Santana - Guitar Raul Rekow - Percussion Orestes Vilat - Percussion Armando Peraza - Percussion Chester Thompson - Keyboards Alphonso Johnson - Bass Buddy Miles - Vocal Tom Coster - Keyboards Graham Lear - Drums
JEFF BECK 16. Star Cycle 17. Love Will 18. Ambitious
Disc 2 (65:06) 1. Goodbye Pork Pie Hat 2. Stop, Look And Listen 3. 'Cause We've Ended as Lovers 4. Escape 5. Blue Wind 6. Wild Thing 7. Freeway Jam (with Steve Lukather) 8. Going Down (with Steve Lukather) 9. Super Boogie (with Carlos Santana & Steve Lukather)
10. Hong Kong Blues (with Carlos Santana & Steve Lukather) 11. People Get Ready (with Carlos Santana & Steve Lukather) 12. Johnny B. Goode (with Carlos Santana & Steve Lukather) Jeff Back - Guitar Jan Hammer - Keyboards Simon Phillips - Drums Doug Wimbish - Bass
Jimmy Hall - Vocal STEREO SOUNDBOARD RECORDING