盟友ゲイリー・ピーコックの逝去で悲しみに暮れるなか、リヴィング・レジェンド・ドラマー最高峰のディジョネットが近年共に演奏を続ける屈指の名ベーシストのマシューと、久しぶりの共演となる怒れるアフロ・ホンカー、鬼才ドン・バイロンとのトリオで、ゲイリーへのレクイエムとなる魂の熱演を収録した最新ライヴが初登場!!2020年に入りコロナ禍によりディジョネット含め多くのミュージシャンが演奏活動を余儀なく停滞させられているなか、ついにディジョネットが本格始動。ディジョネットが現在最も信頼を寄せる凄腕ベーシストのマシューと、90年代に突然現れディジョネットとの共演でも知られるクラリネット、バス・クラリネット、テナーを自在に操る異才ドン・バイロンとの、ここ数年のディジョネットが最も好んで演奏するワンホーン・トリオ編成による2020年9月19日ウッドストックに於ける待望の最新ライヴを、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質ステレオ・サウンドボードにて完全収録した強烈盤が入荷しました!!演奏は全編これぞ真のジャズじゃあ!といえる内容で、けれん味も煙に巻くようなハッタリなど一切ない正攻法で一音入魂のディジョネット、マシュー、バイロンの三人が有機的に絡み合い、三位一体スピリチュアルなインプロビゼーションを紡いでいく… 先の読めない展開と常に緊張感を保ちながらも次はどうなるのか期待せずにはいられない、このトリオの可能性が尽きぬことを雄弁に物語っている名演奏となっています。特に終盤の「ワン・オン・ワン」は、バイロンによる壮絶なインプロビゼーション、生とエレクトロニクスを交えた現代音楽的なマシューのフリー・インプロビゼーション、ディジョネットの変幻自在なドラムスもウネりまくり、このトリオだから可能な圧倒的な演奏を繰り広げています。一転終盤にはバイロンによるこの世のものとは思えないようなピュアでナチュラルな美しいメロディーが胸を打つドラマチックな展開もたまりません。
Live Stream from ShapeShifer Lab (Probably Recorded at Jack's Home in Woodstock,NY) September.19.2020 EX - SBD 2020 Original Remaster 63 min Jack DeJohnette - Drums Matthew Garrison - Bass Don Byron - Tenor Saxophone
1. intro 2. Tell Me Something Good 3. Unknown 4. In and Out (Probably) 5. Song for World Forgiveness 6. One on One 7. Inner Urge