17年2月12日に惜しくもこの世を去ったアル・ジャロウ。これほど伸びやかで、これほどソウルフルで、テクニカルで優しい、広い声域の個性的ボーカリストはいないでしょう。AOR、ブラコンの枠では収まり切れない彼の才能、しかしその一方で全盛期と言えるのはこの81年だという人は少なくないです。This Time、Breakin Awayの2枚のアルバム、その時期の上質に録音されたオーディエンス収録のタイトルです。どの曲も素晴らしいですが、一つ選ぶとしたらEasyです。別に一つ選ばなければならないわけではないとしても、この曲のライブ・バージョンが当時のアル・ジャロウのバンドで聴けるのは、感涙の一言。アル・ジャロウの魅力がこの曲に全て内包されている、なんて言ってしまいたくなるほど素敵なのです。他の曲も、その良さは間違いなく聴いてもらえればわかります。全ブラコン・ファン必携です。
August 20, 1981 Greek Theatre, Los Angeles, CA Musicians: Al Jarreau Vocals Tom Canning Keyboards Mike Garson Keyboards Derek Jackson Bass Guitar Ralph Humphrey Drums Malando Gassama Percussion Larry Williams Woodwinds Jerry Hey Trumpet Bill Reichenback Trombone
Steve ? Background Vocals Vanetta ? Background Vocals Richard ? Background Vocals
Disc-1: 1.01 Your Song 1.02 Loving You 1.03 Fly 1.04 Agua De Beber 1.05 We're In This Love Together 1.06 Band Introductions 1.07 Easy 1.08 Fire and Rain
Disc-2: 2.01 Distracted 2.02 We Got By 2.03 Spain 2.04 Roof Garden