公式/非公式の別を超えてGUNS N' ROSESの最高傑作に君臨する超名盤がブラッシュ・アップ。
【APPETITE FOR DESTRUCTION以外に並ぶ物のない最高傑作】アンダーグラウンドの世界には(ごく希に)音楽的なクオリティと価値があまりにも高く、公式作品と同等以上の存在に登り詰める作品も存在します。本作もそうした作品の1つであり、極めつけの1本。何しろ、本作と肩を並べられる公式作品は、あの『APPETITE FOR DESTRUCTION』しかない。時代の象徴盤であり、GUNS N' ROSESというバンドそのものよりも偉大なアルバム。そんな超名盤しか比較対象になり得ない次元に立つ1本なのです。そんな本作の正体とは「1988年2月2日ニューヨーク公演」のステレオ・サウンドボード録音とマルチカメラ・プロショットのセット。定番中の大定番“GUNSのリッツ”の頂点作『RITZ 1988 DEFINITIVE EDITION』の最高峰を更新した2枚組なのです。従来盤をご存じの方ならすでに心を決めていらっしゃると思いますが、そうではない方のためにもイチからご説明致しましょう。まずは、ショウのポジションから……。
1987年・6月19日-28日:英国(3公演)《7月21日『APPETITE FOR DESTRUCTION』発売》・8月1日-9月17日:北米#1(24公演)・9月29日-10月8日:欧州(8公演)・10月16日-12月31日:北米#2a(49公演)1988年・1月5日-2月12日:北米#2b(13公演)←★ココ★
・3月31日-6月8日:北米#3(30公演)・7月9日-9月17日:北米#4+ドニントン(40公演)《11月29日『GN'R LIES』発売》・12月4日-19日:日本/オセアニア(9公演)これが1987年/1988年のGUNS N' ROSES。本作のニューヨーク公演は「北米#2b」の5公演目。放送用に行われたクラブ・ギグでした。『RITZ 1988 DEFINITIVE EDITION』とは、そんなラジオ放送/TV放送の最高峰マスターをセットしたもの。CDにはWestwood Oneの“SUPERSTAR CONCERT”の放送原盤LPから、DVDにはプロモーション用VHSから収録している。つまり、DVDもCDも“放送前”の大元マスター。エアチェックどころか劣化も一切ないスーパー・クオリティなのです。
【究極・至高のクオリティが想像を超えるアップグレード】そんな究極タイトルだけに、再入荷しても再入荷しても完売する大ヒットを重ねてきたわけですが、本作は単なる再入荷ではない。細心リマスターでブラッシュアップを図った最高峰更新バージョンなのです。実のところ、プロショットDVD編は大きなアップグレードとはならなかった(それでも放送ロゴすらない頂点クオリティなわけですが)ものの、サウンドボードCD編は完璧に生まれ変わっている。恐らく従来盤をご体験された方なら「あれ以上なんてあり得るのか!?」と思われるかも知れませんが、あり得たのです。そのカギはバランス感。もちろん無闇矢鱈な音圧稼ぎなどまったくせず、高音・中音・重低音それぞれで鳴りを調整。例えば、重低音ならバスドラのアタック音にあった突き上げ感が緩和され、タムやスネアとの均整が取れている。逆に高音は輪郭とヌケが向上しており、軋むギターのチョーキングもヴォーカルの伸びも一層鮮やか。超絶なリアル感・没入感はそのままに、音楽アートとしての均整の美まで宿ったサウンドが実現しているのです。そんなハイパー・クオリティで描かれるのは……もはや言葉を尽くすのも空しくなる至高のロックンロール。今さらではありますが、セットも整理しておきましょう。APPETITE FOR DESTRUCTION(9曲)
・It's So Easy/Mr. Brownstone/Out Ta Get Me/Sweet Child O' Mine/My Michelle/Welcome To The Jungle/Nightrain/Paradise City/Rocket Queen その他(2曲)・Knockin' On Heaven's Door(ボブ・ディラン)/Mama Kin(AEROSMITH)……と、このようになっています。『APPETITE FOR DESTRUCTION』の3/4を大盤振る舞いする濃度も強烈ですが、パフォーマンス自体がもっと凄い。何しろ、当時のアクセルは25歳(ちなみに誕生日の4日前)の若者であり、スラッシュに至っては若干22歳。抑えても抑えきれない……と言うか、押さえる気などサラサラない猛烈なパワーとエネルギーを歴史的な名曲群に乗せてぶちまける様は、まさにロックの権化。「APPETITE FOR DESTRUCTIONの生演奏版」と言うよりも、あの大名盤をステージ・テンションで爆上げした世界。“ロック”という音楽文化が生み出し得る奇跡の1時間なのです。GUNS N' ROSESの最高傑作、ロックの世界遺産、究極・至高の絶対作……もう何でも構いません。どんな言葉で形容しようと、どうせ本作の輝きには届かない。あなたが想像しうる最高のロック、そのさらに一歩上を行く想定外のライヴ作品です。後世に残すべき文化遺産の可能性を探究して磨き直した最高峰更新盤。定番中の大定番「1988年2月2日リッツ公演」のステレオ・サウンドボード録音とマルチカメラ・プロショットの超極上セット。WESTWOOD ONEやMTVのプレ放送マスターを使用した大ヒット・タイトルをさらに細心マスタリングでブラッシュ・アップした究極盤です。超絶なリアル感・没入感はそのままに、音楽アートとしての均整の美まで宿ったサウンドで、『APPETITE FOR DESTRUCTION』をステージ・テンションで爆上げした世界がブチかまされる。公式/非公式の別を超えたロック・ミュージックの最重要作です。
The Ritz, New York City, New York, USA 2nd February 1988 STEREO SBD/PRO-SHOT (UPGRADE)
CD(63:50) Westwood One Radio Show LPs Taken from the Original Westwood One Superstar Concert Series 3LP Records
1. Introduction 2. It's So Easy 3. Mr. Brownstone 4. Out Ta Get Me 5. Sweet Child O' Mine 6. My Michelle 7. Knockin' On Heaven's Door 8. Welcome To The Jungle 9. Member Introduction 10. Nightrain 11. Paradise City 12. Mama Kin 13. Rocket Queen
STEREO SOUNDBOARD RECORDING
DVD(63:53) Taken from the original Promo VHS 1. Intro 2. It's So Easy 3. Mr. Brownstone 4. Out Ta Get Me 5. Sweet Child O' Mine 6. My Michelle 7. Knockin' On Heaven's Door 8. Welcome To The Jungle 9. Nightrain 10. Paradise City 11. Mama Kin 12. Rocket Queen
PRO-SHOT COLOUR NTSC Approx.64min.