発掘が進んでおらずあまりよくわかっていなかったWelcome 2 Canadaツアー。カナダのテーパーが少ないのが原因だったのですが、新発掘音源、11年12月16日のヴァンクーバー公演が迫力のある素晴らしいオーディエンス録音で完全収録で登場!オープニングが荘厳なGoldで幕明け!そして続くは早くもこの位置でPurple Rain!いきなり大団円を迎えるセットリストですが、そこから怒涛のヒット曲攻勢となります。Deriliousではメイシオ・パーカーがスリリングなサックスでファンキーに彩り、Let's Go Crazyではプリンスがギターでカッコいいフレーズを即興で弾いてくれるサプライズがあります。そこから感動の1999へ。初っ端からこれでもかと観客を盛り上げます。Shhhが終わるかという所で唐突に始まるMountainsのレア・プレイ、しっかり且つこの時ならではのアレンジによる演奏です。そしてシェルビーがボーカルでがんばりプリンスがコーラス側にいて面白いEveryday Peopleはいつもより長い演奏ですが、メイシオがウキウキするようなサックスを披露してくれ、そしてバッキングもそれに合わせてファンキーなジャムとなっているのがレアです。そこから気が付くとビートルズのカバーCome Togetherのジャジーなバージョンへ。ここでもメイシオが活躍してます。Alphabet St.ではイーダのベース・ソロ、そしてアンディ・アローもフィチャーし、グラハム・セントラル・ステーションのHey Mr. Writerのフレーズも封入されます。そしてこれは超レア・プレイ、ドゥービー・ブラザースのLong Train Runnin'、プリンスはコーラス側でシェルビーがメイン・ボーカルですが、とても疾走感がありメイシオのサックスも含めとてもカッコいいです。会場も揺れたでしょうエレクトロ・ファンク・マナーなControversy、そして後半はバッキングが変則のIf I Was Your Girlfriend、メイシオのサックス・ソロ入りのKiss、そしてサンプラー・セットはWhen Doves Cryで始まらずThe Dance Electricという変則のもので、Hot Thingではメイシオのサックスを大々的にフィーチャーしています。そしてシルベスターのDance (Disco Heat)のカバーはメイシオが煽り、ビーム音のようなものが飛び交い、ラストのBaby I'm A Starへと突入。最後の最後までテンションが落ちずに突き進みます!Recorded Live at The Roger Arena, Vancouver, British Columbia, Canada on 16th December 2011
Disc 1 1.Intro 2.Gold 3.Purple Rain 4.Let's Go Crazy 5.Delirious 6.Let's Go Crazy (Reprise) 7.1999 8.Shhh 9.Mountains 10.Everyday People 11.Come Together 12.Alphabet St.- Hey Mr. Writter Instrumental 13.Long Train Runnin' 14.Controversy - Housequake
Disc 2 1.Angel 2.Take Me With U 3.Raspberry Beret 4.Cram - For Love Instrumental 5.Cool - Love Rollcercoaster Instrumental - Don't Stop 'till You Get Enough 6.If I Was Your Girlfriend 7.Kiss 8.Nothing Compares 2 U 9.The Dance Electric Instrumental 10.Hot Thing 11.When Doves Cry
12.Nasty Girl Instrumental 13.Sign O The Times 14.The Most Beautiful Girl In The World 15.Shockadelica Instrumental 16.Darling Nikki Instrumental 17.I Would Die 4 U 18.Dance (Disco Heat) 19.Baby I'm A Star