アルバムもシングルも全米No.1に送り込み、『GREATEST HITS』も歴史的大ヒットとなった『THE GAME』時代のQUEEN。その来日公演を真空パックした全世界初公開の未発表マスターが2本同時に新発掘! 奇跡の同時リリース決定です。今回の2本のマスターは互いに何の関係もないルートから発掘されたにも関わらず、なんと同日録音。「1981年2月18日:日本武道館」公演の衝撃オーディエンス録音なのです。
【あらゆる従来録音を超越した衝撃の新発掘】このショウはこれまで4種の録音が知られてきましたが、今回の2本はどちらも初公開にして極上の衝撃マスター。同時リリースの『BUDOKAN 1981 FINAL NIGHT: DEFINITIVE MASTER』は究極的な奇跡サウンドでしたが、残念ながら不完全録音。それに対し、本作は初登場にして堂々たるフルショウの完全収録盤なのです。もちろん、単に完全収録だけなら永久保存プレス化はしない。サウンド・クオリティも文句ナシに極上レベルでして、『DEFINITIVE MASTER』には及ばずとも、これまで知られてきた4種録音のどれよりよりもハイクオリティな逸材マスターなのです。実際、新マスターから流れ出てきたのは、これまで知られていなかったのが不思議なほどのサウンド。とにかくクリア&鮮やか。距離感ゼロな『DEFINITIVE MASTER』ほどド密着ではありませんが、ディテールも微細部まで克明で鳴りも端正。もちろん、フレディのヴォーカルも一語一語までハッキリ・クッキリとした美録音です。特にナチュラルで艶やかな鳴りは絶品で、従来のベスト録音よりも瑞々しく、それでいてアンサンブルの機微まで隠さずにダイナミズムだけを美味しく添加しているのです。
【感動ポイント満載の完全収録ライヴアルバム】そして何より素晴らしいのはショウの完全収録。もちろん、時代柄テープチェンジのカットは避けられないのですが、録音漏れとなった「Now I'm Here」の一部分も同時リリースの『DEFINITIVE MASTER』を活用して補完。ショウの全編を楽しめるようになっているのです(もう1ヶ所「Tie Your Mother Down」の後にもテープチェンジがありますが、ここはアンコール待ちなので演奏にはまったく関係ありません)。そんなショウの完全形とはどんなものか。1981年と言えば公式作『QUEEN ROCK MONTREAL』が有名ですが、本作は似て非なるもの。それを説明するためにも、ここで“THE GAME Tour”の全景でショウのポジションを振り返り、続いてセット比較も見てみましょう。1980年《6月30日『THE GAME』発売》・6月30日ー7月14日:北米#1(14公演)・8月5日ー9月30日:北米#2(35公演)《12月8日『FLASH GORDON』発売》・11月23日ー12月18日:欧州(17公演)
1981年・2月12日ー19日:日本(6公演) ←★ココ★・2月28日ー3月21日:中南米#1(7公演)・9月25日ー10月18日:中南米#2(6公演)《10月26日『GREATEST HITS』・シングル『Under Pressure』発売》・11月24日+25日:北米#3(2公演) ←※公式・戦慄の王女:Keep Yourself Alive
・シアー・ハート・アタック:Killer Queen/Now I'm Here・オペラ座の夜:Death On Two Legs(★)/I'm In Love With My Car/Love Of My Life/Bohemian Rhapsody・華麗なるレース:The Millionaire Waltz(★)/Tie Your Mother Down/Teo Torriatte (Let Us Cling Together)(★)
・世界に捧ぐ:We Will Rock You(2テイク)/Get Down Make Love/Sheer Heart Attack/We Are The Champions・ジャズ:Let Me Entertain You/Mustapha(★)・ザ・ゲーム:Play The Game/Rock It (Prime Jive)(★)/Save Me/Dragon Attack/Crazy Little Thing Called Love/
Another One Bites The Dust・フラッシュ・ゴードン:Vultan's Theme (Attack of the Hawk Men)(★)/Battle Theme(★)/Flash/The Hero・その他:Sakura Sakura(★)※注:「★」印は『QUEEN ROCK MONTREAL』で聴けない曲。……と、このようになっています。大筋で『QUEEN ROCK MONTREAL』にも通じるのですが、ディテールは異なる。シングルが出る前だった『Under Pressure』は当然ないわけですが、代わり(?)に「Rock It (Prime Jive)」や「Mustapha」も聴けます。さらに歴史的なのが「Vultan's Theme (Attack of the Hawk Men)」と「The Millionaire Waltz」。前者「Vultan's Theme」は『FLASH GORDON』メドレーの冒頭として演奏されますが、この曲まで組み込まれたのは日本公演だけでした。そして「The Millionaire Waltz」は「Play the Game」のピアノ・イントロでしかありませんが、フレディがこの曲を弾いたのは、この日が最後でした。そして日本ならではと言えば、「手をとりあって」や「さくらさくら」も。特に「手をとりあって」は感動的。前日は「We Will Rock You」の前に演奏していましたが、この日は何事もなく「We Are the Champions」まで突き進み、ショウは終わり……かと思いきやお約束の「God Save the Queen」が流れない。さらなるアンコールを予感した観客達が必死のコールを繰り広げる中で、しっとりとピアノの弾き語りで披露される。最終日の最後の最後、感動の大合唱でショウの幕が閉じられるのです。初登場にして、あらゆる既発を一蹴してしまった新発掘マスター2連発。サウンド簿瞬間最高記録やトラブル現場のリアリティは『DEFINITIVE MASTER』に及びませんが、音楽作品としては完全体の本作にこそ軍配が上がります。いずれにせよ、どちらも歴史的な大発見。「1981年2月18日:日本武道館」公演の極上オーディエンス録音。これまで出回ってこなかった新発掘マスターで、従来のどの録音よりも音が良い。ダイレクト感では同時リリースの同日ライヴアルバム『DEFINITIVE MASTER(Wardour-472)』に一歩及ばないものの、こちらはショウの完全収録。フレディが弾く最後の「The Millionaire Waltz」や日本だけだった「Vultan's Theme (Attack of the Hawk Men)」、ラストに披露される「手をとりあって」等々、フルライヴアルバムだからこその感動ポイント満載な大傑作です。完全初登場音源。完全収録・極上録音盤。本盤がこの日のベストとなること間違いなし!Budokan, Tokyo, Japan 18th February 1981 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)★NEW SOURCE!!!
Disc 1 (54:27) 1. Intro 2. We Will Rock You (Fast) 3. Let Me Entertain You 4. The Millionaire Waltz 5. Play the Game 6. Mustapha 7. Death on Two Legs 8. Killer Queen 9. I'm in Love With My Car 10. Get Down, Make Love 11. Rock It (Prime Jive) 12. Save Me 13. Now I'm Here
14. Dragon Attack 15. Now I'm Here(Reprise) 16. Sakura Sakura 17. Love of My Life
Disc 2 (54:00) 1. Keep Yourself Alive 2. Drum Solo 3. Guitar Solo 4. Vultan's Theme 5. Battle Theme 6. Flash 7. The Hero 8. Crazy Little Thing Called Love 9. Bohemian Rhapsody 10. Tie Your Mother Down 11. Another One Bites the Dust 12. Sheer Heart Attack
13. We Will Rock You 14. We Are the Champions 15. Teo Torriatte (Let Us Cling Together)★この位置で演奏。感動! 16. God Save the Queen