1987年にリリースされた「エチューズ」に始まり、スイング・ジャーナル誌ゴールド・ディスク受賞作89年の「セグメンツ」、91年の「イン・ジ・イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」、さらにモントリオール・ジャズ祭とヴィレッジ・ヴァンガードでのライヴ盤の、そのどれもが素晴らしい傑作と呼べる5作品を、1990年前後に発表したアレン、ヘイデン、モチアンのトリオによる1991年11月ロンドン・クイーン・エリザベス・ホール公演を、極上高音質サウンドボードにて70分に渡り完全収録した大推薦盤が初登場!モチアン名義による91年の「イン・ジ・イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」は、この時期を代表する大傑作で、当時のキース・ジャレット・トリオやプーさんのテザート・ムーンに比肩する最高のピアノ・トリオと呼ばれる演奏内容と実力を誇っていました。今作は、嬉しい事にその時期のパフォーマンスを極上高音質にて克明に捉えたものです!伝統的スタイルからアヴァンギャルドまで、あらゆるジャズのスタイルを消化したアレンのピアノと巨匠ヘイデンとモチアン三者の緊張感溢れる高度なインタープレイで、「イン・ジ・イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」の白眉と言えるバド・パウエルの「オブリヴィオン」での疾走感、深い情感を秘めたモンクの「ラウンド・ミッドナイト」、ハービー・ニコルスの不思議なタッチを彷彿とさせるアレンのピアノが活躍する、そのニコルス作の「シャッフル・モンゴメリー」、ヘイデンの哀愁漂う名曲「ファースト・ソング」での幻想的で美しい調べ、モチアンとアレンの独創的なオリジナル・ナンバーまで、深みのある感動を呼び起こす名演奏を堪能していただける極上ライヴです!Live at Queen Elizabeth Hall,London November.21.1991 1. Blues in Motion 2. Dolphy's Dance 3. First Song 4. Haunting Oblivion 5. Mumbo Jumbo 6. Sandino 7. Shuffle Montgomery 8. E Round Midnight Geri Allen - Piano Charlie Haden - Bass Paul Motian - Drums