最も早くから様々なジャンルで活躍して西海岸のフュージョン・シーンの始祖といわれるトム・スコットが、東海岸のフュージョン・シーンの頂点に立つスタッフのメンバーらと歴史的な邂逅を果たした名盤「アップル・ジュース」への布石となる、日本での伝説のライヴが極上高音質で初登場!!スコット名義としては初のライヴ・アルバムとなる「アップル・ジュース」のライヴ・レコーディングに先立つこと半年前に、「アップル・ジュース」 の根幹となるメンバーのスティーヴ・ガッドとリチャード・ティーのスタッフ組に、ポスト・ラリー・カールトンと呼ばれた左利きの名ギタリストのカルロス・リオス、当時のカールトン・バンドのレギュラー・ベーシストのニール・スチューベンハウスという東西の腕利きが顔を揃えた1980年に行われた伝説の日本ツアーより5月28日東京、六本木でのクラブ・ギグがレーベル独自の丁寧なマスタリングを施した極上高音質ステレオ・サウンドボードにて70分に渡り収録したお宝盤が入荷しました!!コンサートは前年発表の「ストリート・ビート」のタイトル・ナンバーでスタート。アルバムのレコーディングにはL.A.のミュージシャンが参加していたが、ここではガッドとティーがあの独特のスタッフ節というべきグルーヴで早くも観客がノリノリ。さらに中盤では、この2人の驚異のコラボレーションが炸裂する「A列車で行こう」を披露。またラリー・カールトンのバンドでの来日公演でもお馴染みのスチューベンハウスの、意外やウィル・リーした重く安定感抜群のベースもグ〜だ。そして特に注目はギターのリオス。カルロスを一躍有名にしたのは、渡辺 香津美が率いたKYLINがライヴでカヴァーしていた「ザ・リヴァー・マスト・フロー」の作者でありその曲が収録されていた、ミスター・パーフェクトといわれたミュージシャンズ・ミュージシャンのカナダが生んだとんでもないアーティストのジノ・ヴァネリの名作「ブラザー・トゥ・ブラザー」に参加し大きくフューチャーされ一気に注目を集めたのが誰あろうカルロス・リオスだった。実はジノから最初に参加要請されたのはラリー・カールトンだったが、当時超売れっ子でクルセイダーズのメンバーにスティーリー・ダン他へのセッションにソロ活動と、猫の手も借りたい状態だったラリーがジノに推薦したのがカルロスで、フレージングにテクニックにフィーリングと三拍子揃った玄人受けする完璧なギタリストで、あのジノをも唸らせたという。カルロスはその後もチック・コリアのエレクトリック・バンド、トム・スコットからフリートウッド・マックのスティーヴィー・ニックス、ホイットニー・ヒューストンらのバックまで第一線で大活躍する。本公演でも大きくフューチャーきれており、カールトン、ロベン・フォード、スティーヴ・ルカサー、ジェイ・グレイドンらと並ぶ実力を全編に渡り遺憾なく発揮している。もちろん親分スコットのブローもチョ〜ご機嫌です。Live at Club Bee,Roppongi,Tokyo,Japan May.28.1980 Soundboard Recording 67 min
1. Street Beat 2. Ode to Billy Joe - Band intro 3. Dirty Old Man 4. Dream Lady 5. Instant Relief 6. Take the A-Train 7. Gotcha (Theme from Starsky & Hutch) - fade out Tom Scott - Saxophone Richard Tee - Keyboards Carlos Rios - Guitar Neil Stubenhaus - Bass Steve Gadd - Drums