ジャズはライヴに限る!スタジオ録音よりもライヴのほうが圧倒的に自由度が高く、時に思ってもいない途方もない地点に着地する奇跡を起こす。そういった「ライヴの神秘」を信じるキース、ピーコック、ディジョネットのスタンダーズ・トリオには限界も弱点も見当たらない。だから全てが名演奏なのだ!!!キース・スタンダーズ・トリオの1995年初めてのステージとなった、1999年2月25日カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)のキャンパスにある名高いロイス・ホール公演の、レーベル独自の丁寧なマスタリングを施した高音質にて収録した2枚組完全初登場のタイトルが入荷しました!!同年7月録音のライヴ盤「ウィスパー・ノット」と半年の差がありますので聴き比べるのも一考かと。セットリストはどちらもほとんど異なり、本作では「オンリー・ザ・ロンリー」「バウンシン・ウィズ・バド」「ドキシー」「モーメンツ・ノーティス」など、全11曲を披露しています。キースとピーコックが空間を活かしたインタープレイで創造的なインプロビゼーションを導き出して行くなか、特徴的なシンバル・ワークとまるで会話をしているようなディジョネットのドラムスが絡んで、トライアングルの丁々発止が次第に熱を帯びやがて豊潤な即興芸術へ発展し帰結する、終始一歩先を見据えたトリオ演奏を描き紡いで行く…ジャズの有名なスタンダードに新たな解釈を加え、まるでこのトリオのオリジナル作品のように料理する手法は、まさに新たなトリオ・ジャズというほかない。実際トリオのオリジナル作品も演奏していますが、その垣根が分からないほど。テクニックだけでは表現出来ない感性、センス、互いへの信頼感、あらゆる要素が全て完璧な状態でしか為し得ない演奏がここにある!!本当に聴いているだけで幸せな気持ちにしてくれる演奏なとそうはありません!!1999年のキース・スタンダーズ・トリオの初演となる初日公演。3人がまだ緊張感を持って演奏に臨みながら手応えを掴みつつ高揚し最後に昇天に逹するという、公式盤では聴くことの出来ないとても新鮮なパフォーマンスとなっています!!Live at Royce Hall,UCLA Los Angeles,CA February.25.1999
Disc 1 1. Scrapple From the Apple 2. Whisper Not 3. Only the Lonely 4. Bouncin' With Bud 5. Sandu 6. What is This Thing Called Love Disc 2 1. Doxy 2. When I Fall in Love 3. Sweet and Lovely 4. Moments Notice 5. Poinciana
Keith Jarrett - Piano Gary Peacock Jack DeJohnette - Drums