今年5月に入り突然、彼らの1974年4月8日のドイツ、ハンブルグ公演がステレオ音源で再放送されました。このライブ音源は1リリースされ多数のコピー盤もリリースされた名ライブでした。しかしながら、1974年のラジオ放送を収録したテープ自体の劣化で全編大きなヒスノイズが目立ちマニア以外には少々キツいアイテムとなっておりました。そんな中、今回再放送された音源は正にオフィシャル級となる極上音質で収録されていますので誰が聴いても納得して頂けます。1曲目にはアルバム・タイトルとなった「第7銀河の讃歌」が収録されておりロック色の強いアルバム・バージョンとは異なるアンサンブルで展開されています。ギターのビル・コナーズは結局アルバム1枚でバンドを脱退していますがスタンリー・クラークとにも引けを取らない存在感あるプレイをお聴き頂けます。また、本音源はネット上で流通していますが何故か最後の「スペース・サーカス」が途中で終ります。ライブ・アット・オルケンポー、ハンブルグ、ドイツ 04/08/1974 1.Hymn Of The Seventh Galaxy 2.After The Cosmic Rain 3.Captain Senor Mouse 4.Noon Song 5.Space Circus
チック・コリア(p, keyb) ビル・コナーズ(g) スタンリー・クラーク(b) レニー・ホワイト(dr)