90年ヌード・ツアー、ヨーロッパ及び日本を回りある意味あっけなく終了してしまった、と考えているファンがいるのではないでしょうか。ラブ・セクシー・ツアーの荘厳且つ長尺なステージが、一転シンプルなものとなってしまった事もあるし。しかしそんな軽いものではありません。ヌードツアーは実はとても素晴らしいのです。とにかくそのヌードツアーを知ってもらう意味でこのライブを是非。何とオープニング・アクト付きで2枚組に収録したアイテム。そしてそれはプリンスが最も力を入れてプロデュースを手がけた女性ボーカルの一人、そう当時傑作Time Waits For No Oneをリリースしていたメイビス・ステイプルズのステージ。ヒット曲を多く持つグループ、ステイプルス・シンガーズのメイン・ボーカルを前座にしてしまう、というのが凄い。そしてそのステージもそのステイプル・シンガーズからの曲をプレイしています。プリンスもカバーするI`ll Take You Thereのオリジナルが彼女で、その演奏も素晴らしいけど、何と言ってもプリンスがプロデュースした楽曲の中でも屈指のファンキーJagurがプレイされているのが素晴らしい!プリンス印のギターカッティングが冴える、スタジオ曲とは違ったライブアレンジが溜まらない!その他にも前述のタイトル曲もプレイしたり、プリンスを完全サポートする前座として最高のステージを披露してくれています!もちろんそれを受けてメインのプリンスのステージもロンドンだけに疾走感ある名演で、特にメイビスを師匠とするロージーが最高の喉を披露、Ain`t No Way、そして最後のRespectでもプリンスが驚くほどのパンチのある歌い方、この後半のジャムは物凄い事になっています!ロンドンでのヌード・ツアー公演は大絶賛、ダイア・ストレイツの記録を抜く動員数となった公演の中でも屈指の名演です。音質も上級オーディエンス録音です。Live at Wembley Arena London June 23, 1990
Disc 1 DAT Intro - The Future - 1999 - Housequake - Sexy Dancer - Kiss - I`m In The Mood - Purple Rain - Take Me With U - Alphaet Street - It Takes Two - The Question Of U - Electric Man
Disc 2 Controversy - DMSR - Do Me Baby - Ain`t No Way - Nothing Compares 2 U - Batdance - Partyman - Baby I`m A Star - Respect - Pump It Up Mavis Stapeles Set:Resepct Yourself - Let`s Do It Again - Time Waits 4 No One - I`ll Take You There - Jagur