1988年「A Momentary Lapse Of Reason」に伴うヨーロッパツアーより、6月18日、マンハイムで行われた野外コンサートを極上レベルのオーディエンス録音で2時間22分に渡って完全収録。音質は非常にクリアーで篭りも少なく、当時の野外ライブとしては、最上級と断言できる、抜群の音質で収録されており、オープンエアの空にワイドに広がるギルモアのギターや迫力あるパーカッションプレイなどを素晴らしいサウンドで堪能することができます。激しい重低音が出力されるYet Another Movie、Time等では、ややベースがブーミーなサウンドで収録されていますが、スケール感抜群のサウンドが壁にように放出される様は圧巻です。低音域が迫力満点のWelcome To The Machineは聴いたことないような刺激的なサウンドを聞くことができます。(貴方のスピーカーはこの重低音に耐えられますでしょうか?そのくらい凄い低音です。)全体期には、高音域の抜けが非常に良いので、聴いていてストレスを感じることはありません。Welcome To The Machine終演後のUs And Themでは、そのすっきりしたサウンドが非常に美しく再現されます。ショウ前半において、毎度、空前の盛り上がりが体感できるSorrowも素晴らしいサウンドで、ドラマチックな演奏をたっぷりと堪能できます。The Dogs Of Warの3:27ではギルモアがソロの手前に犬の鳴き声をボーカルで真似します。On The Turning AwayやThe Great Gig In The Sky、Wish You Were Hereなどの静かなパートでは、大きめなハムノイズが聴こえますが、とにかく全体の音質がクリアーなので、それ程ストレスは感じません。(ノイズを不用意に軽減すると音質が変化してしまうので、処理は最低必要なレベルで行っています。)One Of These Days は低音域もダイレクト感ある豊かなサウンドで収録されており、迫力満点です。Moneyはパーカッションサウンドも素晴らしく、見事なまでに理想的な音像で楽しむことができます。Comfortably Numbの後半のギターソロ、Another Brick In The Wall Part 2やOne Slipのベースソロパートも凄い迫力です。Run Like Hellでは、鮮烈なギターサウンド、強烈なリズム体、うねりまくるベース音と、楽曲の魅力が炸裂した素晴らしい録音テイクが楽しめます。「A Momentary Lapse Of Reason」に伴うヨーロッパ・サマー・ツアーより、ショウの全貌を安定感抜群の素晴らしい音質で捉えた最高の一枚が登場です。Live at Maimarktgelande, Mannheim, Germany 18th June 1988 PERFECT SOUND
Disc 1(73:20) 1. Shine On You Crazy Diamond 2. Signs Of Life 3. Learning To Fly 4. Yet Another Movie 5. Sorrow 6. The Dogs Of War 7. On The Turning Away 8. One Of These Days 9. Time 10. On The Run
Disc 2(69:04) 1. The Great Gig In The Sky 2. Wish You Were Here 3. Welcome To The Machine 4. Us And Them 5. Money 6. Another Brick In The Wall Part 2 7. Comfortably Numb 8. One Slip 9. Run Like Hell