世界中のブリティッシュ・ロック・ファンにとって「衝撃」と言える素晴らしい音源が登場です。1971年4月から5月にかけて、コロシアムと共にヨーロッパツアーを行ったGENTLE GIANTのドイツはデュッセルドルフ公演が、当時のオーディエンス録音として充分に良好な音質で約1時間弱収録されています。このツアーは、1970年春にシャルマン3兄弟を中心に結成されたジェントル・ジャイアントが、同年10月に発表したファーストアルバムのプロモーションも兼ねて行われたもので、同アルバムからGiant、Alucard、Funny Ways、Nothing At All、Why Not?、Queen と6曲を披露しています。この段階ではレコーディングは終了しているセカンド「Acquiring The Taste」収録のPlain Truthも演奏されています。とにかく1971年のGENTLE GIANTの音源そのものが初登場であり、初代ドラマーMartin Smith参加音源がブートになるのも初めてです。(故に彼のドラムソロがフィーチャーされたNothing At Allは大変貴重です。)一般のロック音源コレクターが無理して入手する必要はありませんが、ちょっとでも英国ロックに精通し、コレクションされている方たちにとっては驚愕以外なにものでもない音源の登場と言えるでしょう。言うまでもなく、世界のどこにも出回っていないテイクであり、REEL MASTERSシリーズの深みに触れることのできる1枚です。[この音源のポイント]・時期は多分71年4月。この時期にGGとColosseumはいっしょに欧州ツアーを行っている。ツアーは5月までだが、ColosseumのSkellingtonの前のMCでJon Hisemanが「5月にライブ盤が出ます」と言っているので、恐らく4月。・1971年のGGのライブがブートになるのは初めて。(昔イタリア製のブートCD "Gargantua"というのが出ていてジャケには71年とあるが、実は72年1月のライブ)・初代ドラマーMartin Smith在籍時のレア音源(彼はこの年8月に脱退)・1st album収録の7曲のうち6曲を演奏。・2nd "Acquiring The Taste"は録音は終了していたがまだ発売前(7月発売)
Live at Philipshalle, Dusseldorf, Germany April 1971 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)
1. Giant 2. Alucard 3. Funny Ways 4. Plain Truth 5. Nothing At All incl Martin Smith Drums Solo 6. Why Not? 7. Queen Derek Shulman - Vocal & Sax Phil Shulman - Sax & Vocal Ray Shulman - Bass, Violin & Vocal Kerry Minnear - Keyboards & Vocal Gary Green - Guitar Martin Smith - Drums