エスビョルン・スヴェンソン・トリオ(e.s.t.)が『From Gagarin's Point Of View』『Good Morning Susie Soho』『Strange Place For Snow』その後を決定づけた、ジャズ・ピアノ・トリオの歴史を塗り替えた3作品をリリースした後の2002年に、ジャズの本場アメリカでの人気を決定付けた名パフォーマンスが極上高音質で初登場!!活動初期の1990年代初めには、ビル・エヴァンス、キース・ジャレット、チック・コリアといったアーティストの影響を受けたアコースティックな演奏を聴かせていたトリオは、1999年にその後を決定付ける転換的作品『From Gagarin's Point Of View』を発表。従来の詩的な演奏もベースにしながらドラムンベース的な要素、サウンドイフェクトを導入したトリオのサウンドは、正に時代を革新するもので、シーンを驚かせたもの。また、2000年には『Good Morning Susie Soho』を、2002年には『Strange Place For Snow』をリリースし、その路線を推進。つまり、本ライヴは時代を切り拓いていった時期のバンドをとらえたもので、あふれ出るアイディアとプレイヤーとしての勢いが生々しく、また高い次元で実を結んだ記録、そしてジャズの本場アメリカでの人気を決定付けたといわれる歴史あるイベント、ボストン・グローヴ・ジャズ & ブルーズ・フェスティバルの2002年6月20日に出演した歴史的名演奏が、関係者が記録用に録音した奇跡の極上高音質ステレオ・サウンドにて完全収録した至高のアイテムが入荷しました!冒頭から立て続けに最新作『Strange Place For Snow』からタイトル曲を含め4曲を披露。ホールに響き渡るスヴェンソンの美しいハーモニーと曲想からはクラシック音楽/ブルースも基礎にした伝統にのっとった表現も見え、チック・コリアあたりからの影響力の大きさも。一方、キャッチーなメロディにサウンド・イフェクトを大胆にかぶせる場面あり、プリペアド・ピアノを織り込み、人力テクノ・ビートと、コレクティヴなソロを展開するというエッジの鋭いサウンドを展開する場面あり、超アップテンポで空間を切り裂いていくような究極のピアノ・ソロあり。のちにロック、エレクトロ・ミュージックもさらに大胆に取り込み発展させていく、これぞ、e.s.t.というべきシンボリックな原点的演奏が炸裂。終盤に演奏される「DODGE THE DODO」「FROM GAGARIN'S POINT OF VIEW」という彼らを代表する名曲は、スタジオ録音をはるかに超えたライヴだからこその圧巻のパフォーマンスとして記憶に残るはず!!このライヴこそ、アコースティック・ジャズ・シーンに新しいディレクションを示し、若いオーディエンスをひきつけ、現在活躍するミュージシャンにも多大な影響を与えることとなったバンドが、ジャズの本場アメリカに乗り込んでジャズ・ピアノ・トリオの新たな歴史を切り拓いた1ページとして永遠に語り継がれる名演奏!!Live at Boston Jazz & Blues Festival,Copley Square Park,Boston,MA June.20.2002 AUD EX Recording 53 min
1. Strange Place for Show 2. When God Created the Coffee Break 3. Behind the Yashmak 4. Serenade for the Renegade 5. Dodge the Dodo 6. From Gagarin's Point of View Esbjoern Svensson - Piano Dan Berglund - Bass Magnus Oestroem - Drums