近年マスター直結、或いはロウ・ジェネレーションのテープからデジタル化が進んでいる“マイク・ミラード・テープ”。オーディエンス録音の卓越した技術でファンにはお馴染みのテーパー、マイク・ミラード氏により録音されたテープです。同レーベルからもこの新デジタル化のマイク・ミラード・テープをマスターにした音源が複数リリースされておりますが、よく見ると“ブラッシュド・マイク・ミラード・テープ”と“レジェンダリー・マイク・ミラード・テープ”の二種類があることにお気付きでしょうか。マイク・ミラード・テープも全てが完璧な音質なわけではなく、中にはかなり手を加えて改良の余地があるものもあり、大幅に手を加えて改良されたものが“ブラッシュド”シリーズ。元々完璧に近く音質改良の余地があまり無く、曲間等の軽い編集など最低限にとどめてあるものが“レジェンダリー”シリーズとなります。今回は“ブラッシュド”シリーズよりザ・フーの登場です。“ブラッシュド”である事からあまり音が良くないかと思われるかもしれませんが、決してそうではありません。元々なかなかの音質でしたが、更によくなる可能性があったため磨きをかけたわけです。残響音がやや強く残っていたためその点を改良しました。この1980年のツアーは主にアルバム『Who Are You』をフィーチャーしています。最も人気のあった時期とは異なりますが、写真の通りピートがテレキャスターを弾いており、かつてSGやレスポールだった頃とのギター・サウンドの違いを聴くのもまた一興です。Recorded Live at The Forum, Inglewood, CA, June 20, 1980
EXCELLENT Audience Recording // Mike Millard Master Tape // 91 min
DISC 1 01. BEHIND BLUE EYES 02. DREAMING FROM THE WAIST 03. DROWNED 04. WHO ARE YOU 05. 5:15 06. PINBALL WIZARD 07. MY GENERATION 08. I CAN SEE FOR MILES
DISC 2 01. SPARKS 02. SEE ME, FEEL ME 03. WON'T GET FOOLED AGAIN 04. YOUNG MAN BLUES 05. DANCING IN THE STREET - DANCE IT AWAY - ANOTHER TRICKY DAY 06. THE REAL ME
Roger Daltrey – lead vocals, tambourine, harmonica Pete Townshend – lead guitar, vocals, bass guitar John Entwistle – bass guitar, 8-string bass, vocals Kenney Jones – drums John "Rabbit" Bundrick – keyboards, piano, tambourine, backing vocals
Dick Parry – saxophone Reg Brooks – trombone Dave Caswell – trumpet