『ナッティ・ドレッド』はボブ・マーリーが1974年に録音・発表したアルバムで、「ノー・ウーマン、ノー・クライ」など代表ナンバーが収録されていることもあり、マーリーの最高傑作であり、レゲエのレコードとしては究極の作品と賞されることに。 その名盤の、1974年ジャマイカはキングストン、ハリー・J・スタジオにて行われた貴重なレコーディング・セッションを、関係者流出によるマスター・クオリティー、サウンドボード音源にてコンパイル。ここではアルバム収録の全9曲すべてのスタジオ・デモやリハ・テイクに加えて、2001年に発売された本作のリマスターCDにボーナス・トラックとして追加収録された「アム・ア・ドゥ」や「キープ・ザ・フェイス」などのナンバーも収められており、また「ライヴリー・アップ・ユアセルフ」、「ゼム・ベリー・フル」、「ベンド・ダウン・ロウ」の3曲は、過去にザ・ウェイラーズ名義で発表した曲のセルフ・カヴァーで、ここで改めて再録するにあたりデモが制作されているのも興味深いところ。
またこの時期すでに中核だったバニー・ウェイラーとピーター・トッシュがウェイラーズを脱退しており、サウンド面でも大きな変化が見られた時期だけに、資料的価値も高い逸品。
01. Lively Up Yourself (Studio Demo) / 02. Lively Up Yourself (Vocal Acapella) / 03. Lively Up Yourself (Alt. Studio Demo) / 04. Lively Up Yourself (Studio Jam Rehearsal) / 05. No Woman No Cry (Studio Demo Take One) / 06. No Woman No Cry (Studio Demo Take Two) / 07. No Woman No Cry (Piano Rehearsal) / 08. Them Belly Full (Studio Demo) / 09. Rebel Music (3 O'clock Roadblock)(Studio Demo) / 10. So Jah Seh (Studio Demo) / 11. Natty Dread (Studio Demo) / 12. Bend Down Low (Studio Demo Take Two) / 13. Revolution (Studio Demo) / 14. Revolution (Studio Demo Take Two) / 15. Am A Do (Studio Demo Take One) / 16. Am A Do (Studio Demo Take Two) / 17. Talkin' Blues (Studio Demo) / 18. Talkin' Blues Version (With I-Roy) / 19. Keep The Faith (Unreleased Studio Demo)