父はピアニスト、母はオルガニストという音楽一家に育ち、15歳で黒人ピアノ・コンクールで優秀な成績を収めてハワード大学に進学し、クラシックと声楽を学び、1969年に名門アトランティック・レコードよりデビューを飾ったフラックの、そのデビュー作に収められた「愛は面影の中に」が1972年になり映画に使われ全米No.1になりグラミー賞まで受賞したノリに乗った1972年7月に行われたニューヨークに於ける"ニューポート・ジャズ・フェスティバル"でのライヴと、同年10月マサチューセッツ州スプリングフィールド・シヴィック・センター公演を、共に極上高音質ステレオ・サウンドボードにて収録した2枚組が初登場!両公演で1曲も重ならないセット・リストとなっており、また参加メンバーも最高で、7月のニューポートではバンマスのリチャード・ティー、ギターのエリック・ゲイル、パーカッションのラルフ・マクドナルド、エレクトリック・ベースのジェリー・ジェモット、アコースティック・ベースのテリー・プルメリ、ドラムスのグラディ・テイトという布陣で、フラックを代表する名曲「ホエアー・イズ・ザ・ラヴ」やレナード・コーエンのカヴァー他、全5曲を披露。10月のスプリングフィールドではティーとゲイルとマクドナルドは先のニューポートと同じで、プルメリはチェロを担当し、ベースはチャック・レイニー、ドラムスはリック・マロッタが就き、3ヶ月しか経過していないにも関わらずより当時のニュー・ソウルに近い音楽に移行しているのが興味深いです。Disc 1 Live at Newport Jazz Festival New York,New York,NY July.8.1972 1. Introduction 2. Suzanne 3. Where is the Love 4. Trade Winds 5. Ain't No Mountain High Enough 6. Somewhere
Roberta Flack - Vocal,Piano Eric Gale - Guitar Richard Tee - Electric Piano Terry Plumeri - Acoustic Bass Jerry Jemmott - Bass Ralph McDonald - Percussion Grady Tate - Drums
Live at Springfield Civic Center,Springfield,MA October.1.1972 7. Do Whant you Gonna Do 8. Inner City Blues 9. Intermission Song
Disc 2 1. Tennessee Waltz 2. It Could Happen to You 3. Never Dreamed You'd Leave in Summer 4. All Blues / Frankie and Johnny 5. Just Like a Woman 6. The First Time Ever I Saw Your Face 7. No Tears
Roberta Flack - Vocal,Piano Eric Gale - Guitar Richard Tee - Electric Piano Terry Plumeri - Cello Chuck Rainey - Bass Ralph McDonald - Percussion Rick Moratta - Drums