HELLOWEENの競演ライヴセット・シリーズの最新弾が登場! 先日リリースされたGAMMA RAYとの『OSAKA 2008』『OSAKA 2013』が大好評を賜っていますが、実はあの姉妹作は二連作ではなく三連作でした。合間を埋めるメロパワ・カップリングの超強力作が誕生です!!そんな本作が記録されたのは「2011年2月27日:なんばHatch公演」。メロディック・パワーメタルの二大巨頭HELLOWEEN & STRATOVARIUSのカップリング来日を完全収録した極上オーディエンス録音です。GAMMA RAYとの“HELLISH ROCK”での来日は2008年と2013年に実施されましたが、その合間にもHELLOWEENは二度来日。2012年はラウドパーク出演の1公演のみでしたが、2011年にはSTRATOVARIUSとのカップリング・ツアーでした。つまり、こんな↓感じです。・2008年:HELLOWEEN & GAMMA RAY・2011年:HELLOWEEN & STRATOVARIUS ←★本作★・2012年:ラウドパーク2012参加(1公演)・2013年:HELLOWEEN & GAMMA RAY ドイツと北欧という欧州メタルの2大産地の頂点バンドのガチンコ。2つの“HELLISH ROCK”を繋ぐツアーでありつつ、ある意味でそれ以上の超豪華な対決ツアーでもありました。本作はその大阪公演を収録しているわけですが、ここで当時の日程もチェックしておきましょう。・2月20日:Zepp札幌・2月22日:Zepp仙台・2月23日:Zepp名古屋・2月25日:Zepp福岡・2月27日:なんばHatch ←★ココ★・2月28日:Zepp東京 以上、6公演。全国のZeppを巡りつつ、大阪だけは例外という「別にいいんだけどさ」なスケジュールでもありました。そんなショウで記録された本作は、もちろん極上のオーディエンス。GAMMA RAYとの二連作と同じ“西日本最強テーパー”氏の秘蔵マスターなのですが、サウンドは輪をかけて素晴らしい。現場は『OSAKA 2008』と同じ“なんばHatch”なのですが、クオリティは『OSAKA 2013』に近く、さらにクリアさUP! 透き通る空気感の中を極太な芯がタイムラグもなく耳元に届き、ディテールも超鮮明。スネアの鳴りにオーディエンス録音の証も刻まれているものの、クリアさもダイレクト感も「まるでサウンドボード」と呼ぶに相応しい銘品なのです。演奏音はサウンドボード調であるものの、本作には猛烈なオーディエンス感も宿っている。それは観客の唱和。何しろ、当代きってのメロパワ2大巨頭が揃っているのですから、その歌いっぷりは盛大・壮大・大爆裂! ただし、ここで間近声のウザい録音をイメージされてしまうと、それは違う。これも“最強氏”の個性なのですが、周囲に間近な声援も話し声もない。巨大な歌声がハッキリ吹き出しているのに、それが極太な演奏やヴォーカルの向こう側で沸騰しているように感じられる。メタルの出音もノリも愛しつつ、70年代から様々な録音家が積み上げてきた「オーディエンス録音の極意」もしっかりと継承している。研究肌とメタル魂を併せ持つ“最強”氏だからこそ成し得るサウンドが全開なのです。んなレジェンド・サウンドで描かれるのは、2大巨頭が並び立つメロパワ・パラダイス。STRATOVARIUSは直近の公式盤『UNDER FLAMING WINTER SKIES』と、HELLOWEENは姉妹作『OSAKA 2008』『OSAKA 2013』と比較しながらセットを整理してみましょう。DISC 1:STRATOVARIUS・エピソード:Speed Of Light/Forever(★)・ヴィジョンズ:The Kiss Of Judas/Legions(★)/Black Diamond・インフィニット:Hunting High And Low・ポラリス:Deep Unknown・エリジウム:Darkest Hours/Infernal Maze(★)/Under Flaming Skies ※注;「★」印は公式盤『UNDER FLAMING WINTER SKIES』で聴けない曲。DISC 2-3:HELLOWEEN・守護神伝-第一章-:I'm Alive/Future World(★)・守護神伝-第二章-:Eagle Fly Free/March Of Time/I Want Out(★)/Dr. Stein・タイム・オブ・ジ・オウス:Forever And One (Neverland)(★)・ベター・ザン・ロウ:A Handful Of Pain(★)・7シナーズ:Are You Metal?/Where The Sinners Go(★)/World Of Fantasy(★)・大作メドレー(★):Keeper Of The Seven Keys/The King For A 1000 Years/Halloween ※注;「★」印は姉妹作『OSAKA 2008(Shades 1407)』『OSAKA 2013(Shades 1410)』で聴けない曲。……と、このようになっています。『UNDER FLAMING WINTER SKIES』を濃縮したようなSTRATOVARIUSも特濃ですが、さらに圧倒的なのがHELLOWEEN。先日の『OSAKA 2008』『OSAKA 2013』でも丸っきりセットを入れ替えていましたが、合間の本作も両作で聴けないナンバーが5曲もてんこ盛り。しかも、単なる珍曲ではなくそのほとんどで大合唱が巻き起こる。一体、どれだけの名曲を持っているのか……。さらに、本作は恒例のメドレーも超オイシイ「守護神伝ダイジェスト」。「Keeper Of The Seven Keys/The King For A 1000 Years/Halloween」というセレクトは『UNARMED』の「The Keeper's Trilogy」と同じですが、アレンジは異なり当然エレクトリック。3大曲のエッセンスをまとめ上げた約16分間は、普段のメドレーよりも自然&ダイナミックで、このままスタジオ録音史直して欲しいくらいの出来です。本作は歴史に残る2大巨頭の名曲がギュウ詰めの3枚組ですが、このメドレーだけでも十二分に価値があるのです。兄弟バンドが鎬を削る『OSAKA 2008』『OSAKA 2013』に対し、本作は「メロパワ頂上決戦」。そんな3つの大阪公演を名手コレクションで一望できる絶世の三姉妹作です。いずれ劣らぬ名録音の中でも、サウンドの美しさと名曲の密度で一歩抜きんでた次女アルバム。メロディック・パワーメタルの2大巨頭が揃い踏みした「2011年2月27日:なんばHatch公演」。その極上オーディエンス録音です。お馴染み“西日本最強テーパー”氏の手によるサウンドは透き通る空気感の中を極太な芯がタイムラグもなく耳元に届き、ディテールも超鮮明。スネアの鳴りにオーディエンス録音の証も刻まれているものの、クリアさもダイレクト感も「まるでサウンドボード」と呼ぶに相応しい銘品です。2大バンドが鎬を削るショウは大合唱祭りで、HELLOWEENは「Keeper Of The Seven Keys/The King For A 1000 Years/Halloween」という「守護神伝メドレー」も披露。メロパワ至福の一夜を極上サウンドでフル体験できる3枚組です。
Live at Namba Hatch, Osaka, Japan 27th February 2011 TRULY PERFECT SOUND(from Original Masters)
STRATOVARIUS Disc 1 (58:04) 1. Intro 2. Darkest Hours 3. Speed of Light 4. The Kiss of Judas 5. Infernal Maze 6. Legions 7. Deep Unknown 8. Forever 9. Under Flaming Skies 10. Hunting High and Low 11. Black Diamond
Timo Kotipelto ? Vocals Matias Kupiainen ? Guitar Jens Johansson ? Keyboards Lauri Porra ? Bass Jorg Michael - Drums
HELLOWEEN Disc 2 (52:16) 1. Intro. 2. Are You Metal? 3. Eagle Fly Free 4. March of Time 5. Guitar Solo 6. Where the Sinners Go 7. World of Fantasy 8. Drum Solo 9. I'm Alive 10. Forever and One (Neverland) (Acoustic Version with Andi and Sascha) 11. A Handful of Pain
Disc 3 (53:00) 1. Keeper of the Seven Keys / The King for a 1000 Years / Halloween 2. I Want Out 3. Future World 4. Dr. Stein 5. Outro. Andi Deris - vocals Michael Weikath - guitar Sascha Gerstner - guitar Markus Grosskopf - bass Daniel Loble - drums