ゲイリー・ムーアの「THE DEFINITIVE END」に続けて放つ第二弾は、日本のヘヴィメタル・シーンに巨大なインパクトを残したALCATRAZZの初来日ライヴ! 公式ライヴ作品「LIVE SENTENCE」やビデオ作品「METALLIC LIVE '84」の元にもなった1984年1月28日の東京・中野サンプラザ公演を、聴き手にこれら公式作品すら不要と思わせてしまう、超ド級のオーディエンス・ ソースで完全収録した、驚きと興奮の86分間です!元RAINBOWのグラハム・ボネットが再起を目指して結成したALCATRAZZは、元NEW ENGLANDのジミー・ウォルドーやゲイリー・シェーア、元ALICE COOPERのジャン・ユヴェーナといった堅実なベテラン勢に加え、"神童"イングヴェイ・マルムスティーンを獲得し、当初から話題となっていました。完 成した1stアルバム「ALCATRAZZ」では、優れた楽曲と演奏の中でグラハムとイングヴェイが超人的なプレイを披露し、ライヴでも彼らの飛び抜けた 個性がぶつかり合うなど、ファンの期待を上回る活躍を見せました。日本でもALCATRAZZはグラハムのニュー・バンドという点が強調されていました が、イングヴェイのギターはエディ・ヴァン・ヘイレン以上のショックを与え、ファンの間で「ギターは早回しではないか?」・「いや真実だ」という論争すら 起こったほど。'84年1月24日の大阪公演から始まった彼らのジャパンツアーは、高い注目と興奮の中で行なわれました。本作に収められた来日3公演目・1月28日の中野サンプラザ公演は、上記した公式作品のほかコレクターズ・アイテムも多く知られています。中でも Shadesレーベルからリリースされた「JET TO JET」は、ファンから「'84年1月でも最良のオーディエンス・ソース」とされ、「それ以上の録音は期待できない」とさえ思われていました。しかし期待できないはずの"それ以上"を、人知れず"Miracle Man"が、既発以上の収録時間で(オープニング・イントロの「Night Games」から)録音していた! 「JET TO JET」も優れた見通しとバランス・臨場感でライヴを捉えていましたが、"Miracle Man"の録音はそれと同等のクオリティや安定感を持ちながら、ぐっとステージに近づき、演奏のダイレクト感と音圧・クリアネスはあ然としてしまうほどに 素晴らしい。何よりも聴き手に「今、ライヴ会場にいる」と錯覚させるドキュメント・タッチな音像が堪りません!「Too Young To Die, Too Drunk To Live」でも理解できるとおり、綺麗に収められたグラハムのヴォーカルとイングヴェイのギターはとりわけ絶品で、生々しい質感を持ちつつ、ライン音源を ミックスしたような明瞭さ。「Hiroshima Mon Amour」など、聴いていて胸を掻きむしられそうな熱い感情がほとばしる! ギターとヴォーカルがダイナミズム一杯に曲世界を構築する「Night Games」・「Big Foot」・「Island In The Sun」は、ジミーのキーボードも絶妙に空間を埋め、ALCATRAZZとしてのアンサンブルも理想的な形で楽しませます。なまじ公式作品が存在するライ ヴだけに、これまでは"公式との違い"に耳が向きがちでしたが、この圧倒的な録音を前にしては"間違い探し"のような細かい比較などバカバカしい。眼前に 繰り広げられるライヴへひたすら浸るのみ!壮大な「Kree Nakoorie」から始まるイングヴェイのソロは大きな聴き所。一瞬の隙もなくピッキングを(しかも正確に)叩き込みながら、無駄な音がない。中盤の 「Coming Bach」など、公式録音がいかにサウンドを矮小化していたか、逆の驚きを感じるでしょう。「Black Star」をイントロに導かれる「Suffer Me」の情感、荒涼とした砂漠が目に浮かぶような「Desert Song」に続く「Jet To Jet」はライヴのピーク。スピーディに噴き出す演奏のエネルギーは、本作のタイトル「SUPER JET」を地で行く壮絶さです(既発で欠落があった冒頭部分も、もちろんしっかり収録しています)!ライヴのクライマックスに連発されるRAINBOWナンバー「All Night Long」と「Lost In Hollywood」も、本作ではかつて無いほどのパワーと臨場感で再現。「All Night Long」後半で行なわれるグラハムと観客の掛け合いでは、聴き手も思わず声が出てしまうくらいのリアルさ。「Lost In Hollywood」の興奮は会場が揺れ動いて感じるほどダイナミック!「荒城の月」から始まるアンコール「Somethin' Else」はライヴの盛り上がりを楽しいまま昇華させ、明るいムードの中でクロージングを迎えます。演奏後も終演アナウンスまで2分近く録音は続いていま すが、その間もオーディエンスの歓声と拍手は鳴り止みません。いかにこの日のライヴがファンを魅了したか、何よりも雄弁に物語るエンディングです。本作はイングヴェイ・マルムスティーンおよびグラハム・ボネットのファンにとって、早くも今年のベスト・アイテムに位置づけられる事でしょう。公式音源 すら上回る破格の聴き応えに、かつてのいかなる既発タイトルをも凌ぐ抜群の音質で、ALCATRAZZの特別な東京初演をここに完全再現します!Live at Nakano Sun Plaza, Tokyo, Japan 28th January 1984 TRULY AMAZING/PERFECT SOUND(from Original Masters)(from Original Masters)
Disc 1 1. Night Games(BGM) 2. Incubus 3. Too Young To Die, Too Drunk To Live 4. Hiroshima Mon Amour 5. Night Games 6. Big Foot 7. Island In The Sun 8. Kree Nakoorie 9. Guitar Solo incl. Coming Bach 10. Since You Been Gone 11. Suffer Me 12. Desert Song 13. Jet To Jet
Disc 2 1. Evil Eye 2. Band Introduction 3. All Night Long 4. Lost In Hollywood 5. Kojo No Tsuki 6. Somethin' Else Graham Bonnet - Vocal Yngwie Malmsteen - Guitar Gary Shea - Bass Jan Uvena - Drums Jimmy Waldo - Keyboards