1965年にキース・ジャレット、ジャック・ディジョネットを擁した伝説のクァルテットで有名になり、しかし1970年代には第一線から退き、1980年代に本格的にカムバックを果たす。ロイドに何があったかは知るよしもありませんが、カムバック後のロイドの音楽は、より内省的な方向に向かって行く。そんなロイドの結晶が聴けるのが、1994年にECMから発表された"オール・マイ・リレイションズ"でしょう。スェーデンを代表する耽美派ピアニストのボボ・ステンソンの素晴らしいサポートに、ツボを得たビリー・ハートの参加も花を添えています。今作は、そのステンソンにハートも参加したクァルテットで行われた、1998年スイス、ルガーノでのライヴを極上高音質サウンドボードにて収録。ロイドのテナーは勿論、フルートも素晴らしく、ステンソンの叙情的なピアノも、94年の名作をさらに前進させた幽玄な世界が広がる名演奏です!Live Teatro Cittadella Lugano,Switzerland April.2.1998
1. Prayer 2. Desolation Blues 3. How Can I Tell You 4. Sombrero Sam (incomplete) Charles Lloyd - Sax,Flute Bobo Stenson - Piano Jeffrey Littleton - Bass Billy Hart - Drums