今この瞬間、全世界のコレクターを震撼させている“カリフォルニア・ジャム”の新発掘サウンドボード・マスター。その大本命となるDEEP PURPLE篇が永久保存決定です!そんな本作が記録されたのは、もちろん「1974年4月6日オンタリオ・モーター・スピードウェイ・パーク」。70年代DEEP PURPLE最大の檜舞台だった、“あの夜”です。すでにライヴアルバムでも映像でもオフィシャル作品化され、ありとあらゆるドキュメンタリーでも絶対に取り上げられる伝説。パープル・ファンで知らぬ者はいないほどの象徴公演だけに「今さら何が衝撃?」と思われるかも知れませんが、今回の新発掘はこれまでの放送やオフィシャルとはまったく異なる。現場サウンドボードそのものの音が詰まった超ダイレクト・サウンドなのです。自宅スピーカーから「カリジャムの出音」が飛び出す新発掘マスターその違いは音質を言葉にするより出自でお話しした方がわかりやすいかも知れません。今回発掘されたのはフェス当日の現場で回されていたリール・テープからダイレクトにダビングされた1stジェネ。このリールはステージ上にあり、アンプの前に置かれたマイクから録音されていたのです。つまり、厳密に言いますと「ライン録音」ではないようなのですが、そこに記録されているのは現場PAが吐き出していた出音そのもの。25万人とも言われる大観衆の存在感はほとんどなく、コンサート体験を演出する白々しい加工もゼロ。極太な伝説の生演奏だけが土足で脳みその中にズカズカ上がり込んでくるように図々しく轟く。そんな超シンクロ系サウンドなのです。しかも、極上。DEEP PURPLEの場合は本物のオフィシャル作品が大量にあるので断言しづらいのですが、同時発掘のBLACK SABBATH篇『ZODIAC 494』で表現しますと「史上最高峰」。公式ヒストリービデオを含め、従来のありとあらゆる記録を(大幅に)上回り、完全に一蹴してしまったのです。DEEP PURPLEの場合は「作品風サウンド」と「ド直結・無加工サウンド」の違いの方が重要になるものの、サウンド・クオリティ自体はBLACK SABBATH篇と同様に超・極上なのです。ただし、この新発掘マスターは完璧ではありませんでした。ショウの後半「You Fool No One」でテープが暴走。酷く乱れていたのです。そこで、本作ではそのパートを公式DVD音声に差し替え。ネット原音ではカットされていた数分間も含めてフルショウを収録しています。また、ネット原音ではランダムに乱れていたピッチもビシッと補整。「現場の証拠物」ではなく、あくまでも「生演奏の音楽作品」として楽しめる完成度を実現しました。破壊音も呆気にとられるDJも超リアルな歴史体験盤 そんな差し替えパートで実感するのは、新発掘リールの強力無比なダイレクト感。あれほど苛烈に感じられた公式音声が大人しく感じられるほどです。しかも、超強力サウンドは演奏だけに留まらない。このショウはリッチー・ブラックモアによるステージ爆破&ギター・クラッシュが象徴となっておりますが、その破壊音がまた強烈! なにせ現場の出音ですし、完全無加工。衝撃音も鮮烈ですし、機材自体が上げる悲鳴がそっくりそのまま脳内に流し込まれる。しかも、そのノイズにまだ生きているイアン・ペイスの苛烈な連打やジョン・ロードの歪んだ狂音シンセも混ざり込んでとんでもないカオスを生み出している。クラッシュはロック精神の発露として語られがちですが、単なるパフォーマンスではない。生み出す「音」自体が狂世界を表現するアヴァンギャルド・ミュージックであり、聴いているだけで高揚感を生むエクスペリメンタル・ロックだった。本作から流れ出るのは、そんな事実を改めて突きつけてくれる激サウンドなのです。そんなショウの最後も聞き物。今回の新発掘にはDEEP PURPLEの熱演に礼を述べつつ、次なるEL&Pを紹介する終演アナウンスも収録しています。これがもう、超リアル。何しろ、ついさっきまで繰り広げられていたのはロック史でも並ぶもののない伝説のステージ。文字通りの爆裂パフォーマンスを目の当たりにした衝撃はアナウンスの声にもハッキリと表れており、力なく決まった台詞をなんとか吐き出している。つまり、本作はその息づかいまでもアリアリと感じ取れる現場音サウンドボードなのです。とにかく凄い。凄すぎる。これが本当に耳タコで聴き込んできた“カリジャム”なのか……。確かに演奏は同じ。歌声も同じ。やっている事は全部同じなのに、全然違って聞こえる。そんな「現場PAサウンド」を教えてくれる衝撃の超ダイレクト・サウンドボードです。パープル全史でもハイライトの一夜をまったく染め変えてしまった新発掘「1974年4月6日カリフォルニア・ジャム」公演の極上ステレオ・サウンドボード録音。従来の放送やオフィシャルとはまったく異なる新発掘マスターで、ステージ上のアンプの前に置かれたマイクで出力音を直接録音したもの。歓声もない無加工サウンドは超リアル&超ダイレクトで、極太な伝説の生演奏だけが土足で脳みその中にズカズカ上がり込んでくる。ネット原音では乱れていた「You Fool No One」は公式DVD音声に差し替えており、生演奏の音楽作品も実現。超シンクロ系サウンドで伝説のショウを新体験できます。
"California Jam I", Ontario Motor Speedway, CA, USA 6th April 1974 STEREO SBD(NEW SOURCE!!!)
Disc 1 (40:29) 1. Intro 2. Burn 3. Might Just Take Your Life 4. Lay Down, Stay Down 5. Mistreated 6. Band Introductions 7. Smoke on the Water
Disc 2 (45:25) 1. Keyboard Solo incl. Lazy 2. You Fool No One 3. Guitar Solo 4. Blues 5. You Fool No One (reprise) 6. Drums Solo 7. The Mule 8. Space Truckin' 9. Announcement STEREO SOUNDBOARD RECORDING
David Coverdale - Vocals Ritchie Blackmore - Guitar Glenn Hughes - Bass, Vocals Jon Lord - Keyboards Ian Paice - Drums