パット渾身のシークレット・ストーリー・バンドでのツアーの合間の1993年6〜7月に、ヨーロッパのジャズ・フェスティバルを中心に僅か16公演のみ行われた幻のスペシャルなカルテットによる、伝統と革命が入り混じった激レアなライヴがこれ以上ない極上高音質で初登場!!若き才能ジョシュアを広く認知してもらおうとパットが一役買い、自身が長年の構想を遂に実現した大プロジェクト、シークレット・ストーリー・バンドのツアーを1ヶ月中断し、より多くの観客の集まるジャズ・フェスティバルを中心に、パット・メセニー・スペシャル・カルテットとして、ジョシュアの「WISH」アルバムと同じパット、ジョシュア、ヒギンズに、ベースは当時売り出し中の若き名手クリスチャン・マクブライドという文句なしの強力なメンバーを招集して行った数少ない稀少なコンサートから、公式にレコーディングもされていたという1993年7月14日フランス、ニース・ジャズ・フェスティバルでのライヴを、極上高音質ステレオ・サウンドボード・マスターからダイレクトに1時間半に渡り完全収録した2枚組が入荷しました!!コンサートは、先のジョシュアの傑作「WISH」からのナンバー、パットの楽曲を中心に構成され、ジョシュアはあの特徴的な全身をよじらせながらブローを吹きまくり、楽曲のオープニングを兼ねたマルチフォニック奏法での無伴奏ソロなど、全編に渡りその実力を存分に発揮している。またカルテットを先導するパットは、全編に渡り流石としか言いようのない、パットならではの表現豊かに歌い上げる絶妙なインプロビゼーションを聴かせてくれる。また新世代の憧れとなるマクブライドと、親子程も歳の離れたヒギンズによる鮮烈なリズム・チェンジや様々なスタイル提示も斬新で、バップやモード、フリー・ジャズまでを内包し、さらにユーモアやダイナミズムを自然に織り込んだ独自の感覚で心地良い違和感をグルーヴさせる。もちろん2人のソロもたっぷりとフューチュアされています。4人が呼吸をピタリと合わせながら、時に抽象的、ダイナミックでありながら繊細さや統制されたアンサンブルを構築し、確固たるビジョンに基づき変幻自在なインプロビゼーションを繰り出す見事な演奏を形成していく様は、他の誰も真似の出来ない卓越したテクニックと感性を兼ね備えたメンバーだから可能な高揚感と緊張感を生み出している。コンテンポラリー・ジャズ・カルテットの新たなスタイルと呼べる見事な演奏に酔いしれること必至!!!Live at Parc des Arenes de Cimiez,Scene Jardin,Nice,France,July.14.1993 Soundboard Recording EX 86 min Pat Metheny - Guitars Joshua Redman - Tenor Saxophone Christian McBride - Bass Billy Higgins - Drums
Disc 1 1. Kansas City 2. Questions and Answers 3. Turnaround Disc 2 1. We Had a Sister 2. Gentle Rain 3. The Lawyer