
オミクロン株にもめげず今年もさっそくマディソン・スクエア・ガーデンでのライブを敢行してくれたビリー・ジョエル。その最新ステージを最速リリース。何しろ最新ライブ、なおかつMSGでのライブという事から二種類のオーディエンス録音が登場しています。そこで当初は「recorder 1」をリリースに採用しようかと思っていたところ、少し遅れて現れた「recorder 2」の方が圧倒的に音質が良い。いつものタイミングでしたら既にリリースされていてもおかしくなかった最新公演がこのタイミングでリリースの運びとなったのには、そうした事情があったのです。それほど「recorder 2」のクオリティは素晴らしい。MSGという大会場で敢行されたオーディエンス録音でありながら、音像は極めてオン。その点「recorder 1」は音像が遠く、クオリティの差は歴然としていました。このように音像が近いというだけでも胸を張って万人に推せるクオリティなのですが、ビリーとバンドが繰り広げるクラシックの数々に対して沸き起こる大合唱が演奏を(決して!)妨げることなく、後ろから押し寄せて来る臨場感の聞き心地も格別。これぞ理想的なオーディエンス録音というもの。ビリーは1月末にハードロック・ホテルにてウォーミングアップ的な一夜をこなしていましたが、通常営業となるライブはこの日が初。ましてやオミクロンがはびこる中で再びステージに立てた喜びがひしひしと伝わってくる。それは彼のライブではおなじみバックバンドのメンバー紹介を盛り込んだMCだけでなく、この日は「Just The Way You Are」の演奏後、ビリーが同曲の楽譜が最初に出版されていた際、イントロの採譜が間違っていた…というエピソードを話してくれるところからもまた彼の楽しそうな様子が。いつものように「A Hard Day’s Night」を盛り込んだり、あるいはZEP「Whole Lotta Love」を歌わせるのは当たり前。この日はバレンタイン二日前ということから「Piano Man」の前でスタンダード「My Funny Valentine」をジャジーなインストで決めてみせるなど余裕たっぷり。それ以上にマニア感涙なのがこの日のセットリスト。基本線は従来と同じながらも、ライブ中盤において懐かしの「Modern Woman」を登場させてくれたのだから驚き。エイティーズ・ビリー好きにはそれこそ感涙モノなレパートリーなはず。そして極めつけはファースト・アルバム「COLD SPRING HARBOR」に収められていた珠玉のオープニング・ナンバー「She’s Got A Way」。同アルバムからですと「Everybody Loves You Now」の方が登場頻度高めですので、なおさらここでの演奏に感激せずにいられませんこうした、どちらかと言うとマイナーな存在の曲ですら大合唱となるのがさすがはMSGでのビリー・ショウ。その場に居合わせたら、さぞ楽しかったことでしょう。そんな絶品の臨場感と迫力の音像でお届けする最新MSGライブ。初心者からマニアまで文句なしに楽しめるハイクオリティ・オーディエンス・アルバムです!Madison Square Garden, New York City, NY, USA 12th February 2022 ULTIMATE SOUND
Disc 1(75:39) 1 The End Title 2 Miami 2017 (Seen The Lights Go Out On Broadway) 3 My Life 4 Just The Way You Are 5 The Entertainer 6 Vienna 7 Allentown 8 New York State Of Mind 9 Movin' Out (Anthony's Song) 10 Don't Ask Me Why 11 Modern Woman 12 She's Got A Way
13 Zanzibar 14 She's Always A Woman 15 This Is The Time
Disc 2(62:30) 1 Whole Lotta Love (Mike Delguidice) 2 Only The Good Die Young 3 The River Of Dreams 4 Nessun Dorma (Mike Delguidice) 5 Scenes From An Italian Restaurant 6 Piano Man (encore) 7 We Didn't Start The Fire 8 Uptown Girl 9 It's Still Rock And Roll To Me 10 Big Shot
11 You May Be Right Billy Joel - Lead Vocals, Piano, Guitar, Harmonica Dave Rosenthal - Keyboards Mark Rivera - Saxophones, Percussion, Vocals Crystal Taliefero - Percussion, Saxophone, Vocals Tommy Byrnes - Guitars, Vocals Andy Cichon - Bass, Vocals Chuck Burgi - Drums
Carl Fischer - Trumpet, Trombone, Saxophone Mike Delguidice - Guitar, Vocals