1970〜80年代に架けてのフュージョン・ブームに於いて、ランディ&マイケルのブレッカー兄弟を中心に、デイヴィッド・サンボーン、ウィル・リー、マイク・スターン、クリス・パーカー、マーカス・ミラー、テリー・ボジオら錚々たるメンバーが参加し、多くの名作・名演を残してきた絶大な人気を誇ったグループ“ザ・ブレッカー・ブラザーズ”。1981年にその活動に一旦は終止符を打つも、数年を経てデニス・チェンバースらが参加し幾度となく復活を遂げてきましたが、2007年にマイケルがこの世を去り、今後は“ザ・ブレッカー・ブラザーズ”としての活動は難しいと思われていましたが、ランディが一念発起し、マイケルの席に奥方のアダ・ロヴァッティを据えて、2012年に遂に待望の復活を遂げました!そして、2013年には久し振りのスタジオ新作までも発表し活動を本格化しました!その新作に伴うツアーより、名演の呼び声が高かった2013年7月オランダ・ロッテルダムで行われた“ノース・シー・ジャズ・フェスティバル”でのライヴが、極上高音質ステレオ・サウンドボード収録にて初登場しました!ランディとロヴァッティを中心に、ギターのディーン・ブラウン、キーボードのジョージ・ホィッティ、ベースのクリス・ミン・ドーキー、そしてドラムスのデイヴ・ウェックルという強力なメンバーが一丸となり、新作のナンバーに、往年の代表曲も加えたセットリストで、もう1曲目が始まった瞬間から、気持ち良すぎのタイトなリズムにあの切れ味鋭いホーンが炸裂する、他でもないあの“ブレッカーズ”サウンドが耳に飛び込んでくる、ファンはもう涙するしかないグルーヴが堪りません!ラストは、お馴染み「サム・スカンク・ファンク」を演ってくれていますが、判っちゃいるけどやめられない、“これぞ!〜”と熱く胸を焦がしてしまうのは私だけでしょうか?